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  2012年5月15日
男性も今から練習しませんか!

先日、ある会議で75歳くらいの男性の方が、70分ほどの会議で3回も激昂して進行を妨げるという場面に同席した。その方は、議長の発言や担当者の発言に対して、完全に的を外されての反論をして、発言に対する「お聞きしている意味と違いますので、ご意見としてお受けします。」という議長の発言にも激昂されて喧嘩腰の暴言まで吐かれていた。3回も同じようなことが繰り返され、ほぼ女性ばかりの出席者は静かに嵐が去るのを待つかのように、忍耐の必要な時間を費やした。それでも、出席者から批難する言葉も出ず、諭すようにとりなす隣の席の同年輩の女性が居た。

 そんな光景を目にして、わたしも52歳になり年齢を重ねる影響を考えてみると、人との関わりが大きく影響すると実感する。男性は定年後や嘱託で働いた後の希薄な人間関係の中で高齢期を過ごすのではないだろうか?仕事オンリーの生活から一変した退職後の生活で、自分の心の中を言葉にする術を失くし、気持ちを伝える相手さえ無いのではないだろうか?と考えた。

 女性は、仕事を持っていても持っていなくても、心の中を言葉にして関わる相手を大事にして年齢を重ねているように見える。だから自分の意見や考えを共有する術を知り、年齢を重ねることによって激昂したり暴言を吐くことなど皆無になるのではないか?そして子育てに明け暮れ地域と繋がり舅姑に仕えて、人との関わりで生きてきたと言っても過言ではない人生を経てきたからではないだろうか?

 言い過ぎかもしれないが、「かわいそうな男性達よ。」とあえて言いたい。高齢になってあの男性のようになりたくなかったら、人間として当然の役割を果たしてはどうだろう?子育てを分担することから始めよう。家事をする楽しみを知ることから始めてはどうだろうか?介護を積極的に担ってみるのが良いではないですか?女性だけが担ってきたことを“おかしいな?”って気づくことからのスタートです。“男性も担って当然!”って気づきましょう。そして今から練習しませんか?

 定年後に人と上手く関わり、ネットワークを広げることの楽しさを男性の方々に提言したいなと思います。わたしの周りの子育てを終え介護を終えた女性たちは、人と上手く関わり、ネットワークを広げて、社会貢献に積極的に歩を進めていますよ。苦労してきた分の“実力”を持って。
(ヌクヌク)


  2012年3月20日
だっこ紐パパが素敵

 日曜日の夕方の大型スーパーで、だっこ紐でまだ3ヶ月くらいのあかちゃんを抱いたパパを見かけた。なんだかとても素敵だった。早速ネットで検索したら、スリングのキュットミーという1万円くらいのだっこ紐だった。オーガニックの生地に丸いとめ具が付いているだけのシンプルな作りで、父親にも母親にも使えるフリーサイズのだっこ紐だ。

 わたしが子育てをしていたころ(15年ほど前)にも、だっこ紐のお世話になったけれど、夫がだっこ紐を使うことは全くなかった。かわいい柄とつくりだったのも母親専用のようで、夫がだっこ紐なんて??という認識だった。

 イクメンと言われる若い父親が増えて、何の躊躇いもなくだっこ紐をしてあかちゃんを抱えてお買い物をし、家事も担っていることがとても嬉しい。自分からすすんで育児をする男性が増えてくれれば、母親の育児ノイローゼも虐待も減るし、父親にとっても自身の精神的な成長を促すことになると思う。

 子育ても料理も家事も、男性の社会での仕事とは違う創造性が必要とされる。だから実際にやってみると難しくて面白いものなのだ。やってみなきゃ分からない、だから父親にはやってみることを躊躇わず、一歩踏み出してほしい。

 週末の大型スーパーにだっこ紐姿のパパがたくさん見られる日は、けっこう近い気がする。わたしたち世代の女性は、イクメンな息子の姿を微笑ましく思う年配の母親で在ろうではないか!
(ヌクヌク)


  2011年12月9日
高校2年の息子の考え

突然息子がわら半紙の印刷物を差し出して、
「まあ、これ読んでみる。」
っと、言うので読んでみたら・・・学校で『結婚と○○』というテーマでのアンケート状の意見提出があったらしい。

息子の題名は、『結婚と子ども』で
         
*夫も育児休暇を取るべきだ。
と、無記名での結果用紙に簡潔な文が掲載されていた。
その結果用紙に書かれている内容についての自分なりの意見を提出するという宿題が出たらしく、この高校はけっこうこういう風に高校生の意識を掘り下げて考えさせてくれるのだと感心した。
その宿題に対する息子の意見では、

*女性の社会進出ができるよう、たくさんの国々で男女共同参画化が進められ、これまでの男尊女卑の考え方が改革されてきているが、決してこれまでスムーズに社会が回ってきたのではない。
*夫も育児休暇を取るべきだと思うし、そのために企業や職場が育児休暇を取り易い環境を作るべきだと思う。例えば上司が積極的に取るようにするなど。

*家事分担については必要不可欠だが、数週間分をきちんと計画を立ててしまうのは少し気持ちの負担になってしまうように思う。
自分から進んで家事をするのが好ましいと思う。

男女共同参画の活動をしている母として、こんな意見を持ってくれていることをとても嬉しく思った。そしてそんな気持ちを息子に伝えると少し照れてはいたけれど、ニンマリしていた。
(ヌクヌク)


  2011年10月29日
 「お母さん、かっこええなって」(嬉)

一昨年からぼつぼつと高校への「デートDV防止出前授業」に出かけるようになった。

いろいろな機会に紹介していただく方、呼んでいただく学校と、いろんな方にお世話になって出前授業ができている。ありがたいな〜
先日、娘の高校へ出前授業に行った。1,100人を越える生徒さんはマイクを向けてもしっかりと意見をくれて笑いも取れて、楽しんで講座をやることができた。
最後にお礼を伝えてくれた代表の男子生徒さんの言葉。
「僕にも大切な人がいます。この講座でまた人権のことをちゃんと考えていこうと思います」。
コメントがめっちゃかっこよかった!
どうやらちゃんと台本があったらしいが、自分の言葉で自分の思いを語ってくれた。
ほんとにうれしい〜
娘の学校ということで、「お母さんが来るなんていやや!」と言われるかなと心配したけど、「来るん?ええよ」となんでもない返事にほっとする。
講座が終わって「みんなの感想をリサーチすること」と指令メールをする。
「友達が言うてたよ。『ロールプレイをやりたかった〜』『お母さん、かっこええな〜』って」。

娘は無表情で答えてたけど、やっぱり私はうれしかった。
元気をもらって、また出かけよう!
ふぅ
(きなこ団子)


      
  2011年10月10日
 スティーブ・ジョブズ氏

アップル社を創設したスティーブ・ジョブズ氏が亡くなった。

時代を先取りする発想で常に私たちを驚かせてくれた現代の天才は彼の人生を駆け抜けて行った。
そのユニークさゆえに人と衝突することも多かったし、非情なワンマンでもあったそうだが、彼の魅力にはまった人も多い。
彼が2005年にスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチは有名だ。その時、彼はすでにガンを宣告されていた。
改めて聴きなおしてみると、彼の言葉は、今を生きる勇気を与えてくれる。

〜スティーブ・ジョブズ氏のスピーチから〜
私は毎朝鏡を見て自分に問いかけてきました。「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていることを私は本当にやりたいだろうか?」と。
・・・
誰も死にたくありません。しかし死は私たち全てがが共有する行き先です。かつてそれから逃れた者は一人もいません。
・・・
あなた方の時間は限られています。他の誰かの人生を生きて無駄にしてはいけません。既成概念にとらわれてはいけません。
・・・
あなたの心や直観に従う勇気を持ってください。
ハングリーであれ。愚か者であれ。
・・・
私は常に自分自身そうありたいと願ってきました。そして今、卒業していくあなた方にも同じことを願っています。
(dragon)

      
  2011年9月5日
「死ね」という言葉

先月のなつひめさんの発信文を読んで、わたしも意見を書こうと思います。
子どもにとっても大人にとっても「死ね」という言葉は、アホ・バカとは別の意味があると思います。職場での会話や日常会話で、「死ね」という言葉が簡単に使われていることをいつも嫌だなあと思っています。「死ね」には人権侵害の意味があるからです。

相手の全人格否定を意味するし、最も相手の心を傷つける酷い言葉です。昔、部活動の先輩が後輩を叱る時に「死ね」をよく聞きました。職場でも、部下を叱るのに営業所の所長の渇を入れる言葉に「死ね」が入っていました。その頃は、聞き流すことが普通だと思っていた自分を思い出し反省します。あの時ちゃんと正すべきだったと・・・。

言葉は、暴力です。大人が「死ね」の言葉を暴力だと気付かず使い続けると、子どもたちも暴力だと認識せず使い続けます。小さい頃から学ばなければいけない言葉使いのルールだと思います。言ってはいけない言葉であること、言ってはいけない理由をしっかりと教える必要があります。「そんなことぐらいに、目くじら立てなくても・・・」っていう曖昧な無責任な教育が、子どもたちに与える影響が大きいのです。言葉の暴力の認識は、万人に必要なことだと思いました。
(ヌクヌク)


  2011年8月2日
「ボクなんで死ななあかんの」

息子のパートナーから、「学童保育所から電話があって、お宅の子どもさんは暴力をふるいました。今後絶対しないように注意してくださいと連絡があった」と相談があった。
息子は家族4人暮らしだが、その夜3人が口々に暴力はあかんと一年生の子どもに叱ったという。黙ってきいていた子どもはその夜おそく、「ぼくなんで死なんとあかんの」とぽつりと言った。
「どうしてそんなこというの」と聞いたところ、3年生の子に「バカ、アホ、死ね」といわれた。くやしかったという。
翌日、彼女は学童保育所に電話をして、その話をしたら「お母さん、バカ、アホ、死ねという言葉はみんなが使って言っているのですよ」とそんなことで文句をいうのはおかしいと言わんばかりに説教されたという。私は「バカ、アホ、死ね」というのも言葉の暴力で絶対許されるものではないよと話をしておいた。
後日談になるが、腑に落ちない彼女は教育委員会に聞いてもらいに行ったという。そのあと、保育所の先生と市の人とが家に謝りにきたという。
その席で彼女は、もうひとつ念を押して、「私はいじめられてもかまいませんが、このことで私の子どもにあたらないでくださいね」と精一杯日本語を駆使して伝えたようだ。勇気を出して声を出して良かったと思う。
もちろん暴力は絶対いけないと子どもに教えなければならない。
(なつひめ)


  2011年6月2日
梅雨のひととき

長い梅雨の最中です。気温の変化が激しく体調もくずれそうです。
柏葉アジサイがつぼみが重そうに垂れだし、雨がやんだら咲きそうです。
ぼんやりとハーブの苗を眺めていたときに思いついた詩(?)です。

さっき雨があがったので、ほっとしてからだをのばした
突然わたしは持ち上げられ、濡れた土の上に投げられた
お母さんがわたしが食べていけるようにと、ハーブの柔らかい葉っぱに
卵をうみつけてくれた
老眼の人には絶対みえないくらい糸みたいに小さくて
葉脈のかげにひっそりと隠れていたのに
柔らかい葉っぱがなくなって見つかった
わたしは土の上でごろんと返って、また這い出した
あのプランターのなかの大根のはっぱをめざして

青虫さんも生きていくためにがんばっているので眺めるだけでした。
(なつひめ)。


  2011年5月17日
ニューノーマル

「アメリカンアイドル」というアメリカのテレビオーディション番組がある。
アメリカ全土から応募した10万人以上の歌手になりたい人たちが地方予選を経て、セミファイナリストの24人が選ばれる。
その中から、テレビの生放送の歌唱を聞いた視聴者の投票で毎回脱落者が決まり、最後に残った一人がアメリカンアイドルになる。

視聴者の投票結果によっては、絶対勝ち残ると思われた人が脱落することもあり、最後まで残らなかった人の中からもアーティストとして成功している人がたくさんいる番組である。

もうすぐフィナーレを迎えるシーズン10のファイナリストの中で、優勝候補と言われながらトップ4で脱落したジェームズ・ダービンというカリフォルニア州サンタクルーズ出身の22歳の男性がいる。

彼は幼い頃に父を亡くし、トゥレット症候群とアスペルガー症候群と診断され、学校でいじめに遭いながらも生来の歌唱力で徐々に自信を持てるようになり、自分を受け入れることができるようになったそうだ。
顔面等が痙攣するチック症状は、歌っている時には全く消えて、素晴らしい声とパフォーマンスで観客を魅了してくれる。

自分のことを奇異な目で見る人もいるけれど、あるがままの自分で幸せだ。
自分には障がいがあるが、自分は障がいに支配されてはいない。
ノーマルがどうのこうのと言う人もいるかもしれないが、それなら自分はニューノーマルだ。
と彼は言う。

彼は、同じような症状に悩む子どもたちやその親のヒーローになっているとのことだ。

オーディションに応募する2日前に失業した彼は無職の崖っぷち。
婚約者との間に2歳くらいのかわいい男の子がいて、おむつを買うお金もなく、決死の思いでオーディションに応募したそうだ。

アメリカンアイドルにはなれなかったが、応援してくれるファンがたくさんできて、本来ならトップ3に残った人にしか許されない故郷への凱旋イベントが例外的に認められ、彼は5月14日に故郷の人たちの前でミニライブを行った。
当日は、トゥレット症候群やアスペルガー症候群に悩む親子とのミーティングも行われ、市長からサンタクルーズ市では今年をダービンイヤーにするとの言葉も飛び出した。

彼の志望はロック歌手。それもヘビメタ系なので、私は個人的に大好きなのだが、今後成功するかどうかはまだ未知数である。
これからも様々な困難が待っていると思うが、家族を愛し、音楽を愛し、今のまっすぐな気持ちを持ち続けて頑張ってほしいと日本から応援している。
(dragon)


  2011年5月17日
ほんとにするの同窓会?

 昨年末から立ち上げた中学校学年同窓会開催の実行委員会!
ゆるゆるならできるかもと同級生男女数人が集合。
卒業してから数十年も経っているので、名簿は一から作り直し・・・。
ねずみ講(?)式に今でも付き合いのある友人を次々に誘っていって集めようと始めました。
月に1回同級生の一人が自営している事務所に鍋大会と称して打ち合わせを重ねました。
鍋の用意をしてくれたのはこの事務所の男性。
毎月鍋をしているとどんどん彼の腕も上がる。
私達はお酒やスイーツを持ってお邪魔します。
ほとんど飲み会状態で、後日メールで再確認事項が多々。
30人も集まればいいよね。
先生も担任には一応声をかけよう。
せっかくだから集まった記念にグッズを作ろう。
抽選会なんかあると盛り上がるかも。
校歌まだ歌えるか。
と練り上げていきました。

実際に動き出すと、まだまだ繋がっているんですね。
次々と消息が判明します。
関東方面に住んでる人はもちろんいるし、フランス在住、中国在住など結構グローバル化してました。
そして先生ですが、数人の先生は間に合いませんでした。
実行委員会をしている間に、2名の先生が他界しました。
順調に集まる情報。
友人が友人を誘っているので、欠席の回答率が低く、日程、場所、会費をアバウトで募っているのに断る人がなく最終、60人を超すことになりました。
途中転校していった人から噂を聞いて出席したいメールが。

何年経っても力関係は変わりません。
私達の学年は仲が良いと良く言われましたが、今回も女性上位で男性軍は言われるままにしてくれたおかげでとてもスムーズにここまで進みました。
さて当日どういう展開になったのでしょうか。
続きはまた後日ブログにします。(とびえつ)


  2011年4月11日
3.11 東日本大震災・・・

 あの日職場でパソコンを見ていて、一瞬ふらっとしてあれ?と思っていたら、どこかで「地震!」との声。
奈良では珍しい揺れだったので、震度は・・・と思い、携帯電話のワンセグを観たら、「宮城県で震度7」と。
初めて見る数字。
仙台に友人が。えーとえーと。仙台市の何区?若林区?
気もそぞろに仕事をして、即帰宅。
それからずっとテレビを観ていました。
携帯メールは混んでいるから、もう少し様子を見て。
東京周辺の友人達はどうかな。ちゃんと帰れたかな。

「仙台市若林区で200〜300人の遺体が」の速報に我慢できず友人に「心配しています」とメールを。
運良く繋がって、すぐ返信が。「家族全員無事です。」
東京や千葉、埼玉の友人達全員と連絡が取れたのは、翌日の夕方でした。
やっぱり職場から歩いて帰った人あり。
その後自転車通勤に替えた友人もいます。

今日仙台の友人にメールをしたら、「1ヶ月ぶりにガスが通り、これですべてが復活しました」とのこと。


被災された人々にとってはこれからも辛い日々が続くと思います。
ひとつずつ心の重りがなくなっていくことを祈るばかりです。
特に辛い経験をした子ども達がどんな人生を歩むことになるのかと思うと、どんな形であれ、歩みの力になれることをぜひしたいと決心しています。
(とびえつ)


  2011年3月10日
ニュージーランド大地震

 2週間前の2月22日にニュージーランドで大地震がありました。
日本人学生が多数犠牲になったクライストチャーチ市は私もちょうど3年前に旅行で訪れました。
とても自然豊かで、人も優しくて、街はきれいで、もう一度ニュージーランドに行けるのならクライストチャーチは絶対行きたいと思っていました。
その日は仕事から家に帰ってきてテレビのニュースで初めて大地震があったことを知り、街の中心にあった大聖堂が崩れている様子を見て、ただ愕然としました。
住民のショックは相当なものであろうと想像できます。
奈良で言えば興福寺の五重の塔が倒れたような感じでしょうか。
最近になってやっと数人の死亡確認の発表がありました。
富山県でかつて校長をされていた女性や奈良女子大の学生さん。
地震で亡くなられた方、そしておそらく亡くなられたであろう行方不明の方々の冥福を祈ると共に、ニュージーランドの早い復興を祈ります。
(とびえつ)


  2月28日
いのちの授業

一雨ごとに暖かくなってきている。しょんぼりしていた大根の葉っぱも勢いをもりかえし、庭に植えた小松菜に早くも蕾がつきだした。
今夜は春を食する楽しみが待っている。
昨年八月、娘は助産師さんの大きな助けで家族の見守る中お産をするという大イベントに臨んだ。その後も授乳、子育てのアドアイスを受けて今7ヶ月の子どもははいずりまわるまで成長してきた。
その助産師さんがいのちの授業をしに生まれてきた赤ちゃんの様子の写真と周りの家族の表情をとらえた写真を持参して各小学校を回っているという。赤ちゃんは1人じゃないよ。家族に支えられみんなに愛されて生まれてくるのよ。みんなもそうだよと語りかけているという。
なんかじーんとくる話だ。聞いている子どもたちもきっと何かを感じたことだろう。このような感じる授業ってたくさんあったらいいなあと思う。自分を再確認して考えるきっかけになって命を大切にしてほしいなと思う。
(なつひめ)


  2011年2月18日
独居老人・・・!?

 いまさらの話ですが、サッカー日本代表のアジアカップ優勝、おめでとう!!
もちろん1回戦から観ていました。
初戦にロスタイムで同点に追いついた時に、昨年のワールドカップの時の雰囲気が続いているな、このままいくと優勝するかもとなんとなく思っていました。
優勝できて良かったです。
ちなみに昨年世界1になったスペインはその後アルゼンチンとの試合に負け、そのアルゼンチンに日本が勝っていてその後日本は1度も負けていないのでにわか世界1は日本という話になっているようです。
約1カ月ものアジアカップ開催中に代表メンバーの中で誕生日を向かえた人が3人、赤ちゃんが生まれた人が2人いるそうです。

テニス仲間とで現在の日本の監督の名前はなんだっけという話になり、私が「ザッケローニですよ」と言ったら、「独居老人・・・みたい」と返され大笑いになりました。
声に出して読むとますます似てますよ!!
(とびえつ)


  2011年2月5日
“ジーン・ワルツ”と“悪人”

 と並べましたが、特に深い意味は無く、単に私が最近読んだ本のタイトルです。
“ジーン・ワルツ”は今週末に映画が公開されます。
原作者は海堂尊さん。
確か現役のお医者さんです。
小田和正さんが久しぶりにこの映画のオリジナル曲を作りました。
映画は原作と比べてヒューマンなつくりになっているようです。
テーマは、不妊治療です。
赤ちゃんを産むというのはどういうことなのか。
注目度の高い映画です。
原作の方は少しサスペンス寄りな内容でした。

原作を先読むか、映画を先観るかで悩んで結局原作を先に読んだのが“悪人”です。
どうなるのか気になり一気に読みました。
原作を読む限り、全く妻夫木くんの匂いがしない主人公。存在感のない人物です。
女性も軽いが男性も軽い表現というのが感想です。
何が軽いのか・・・。
原作者は吉田修一さん。
映画がどうなっているのかは判りませんが、原作の方は、最後は読者がどう判断するかという感じでしょうか。
映画も観てみたいです。

でも今一番観たいのはこれも今週末公開の“毎日かあさん”かもしれません。
(とびえつ)


  2011年1月12日
「シンデレラ」にはまる孫娘

小学低学年の孫娘がシンデレラのDVDにはまっていて、最近かんむりかぶってドレス着てシンデレラごっこをするのが大好きだと聞いた。小さな子でも素敵なドレスを身に着けて王子様とおどるシンデレラにあこがれている。

シンデレラというお話が日本に導入されたのは明治20年ごろで、その本を訳した人の考え方でお話が改編されたという。人間の価値はその人個人の人格にあるのではなくまずその家柄にある見方を反映していたという。当時は家父長である男性に対する無条件の従順が求められた女性であること、夫に仕えることが任務であると教育されてきた。内から支える教養書となった。(“お姫様とジエンダー”より)

絵本の中では、女の子は身体が美しくやさしく従順でかわいい存在であるのが人生の成功を得る、つまり王子様に出会えるのだというふうに教えている。

私も思春期の頃から、どんな王子様が現われるのとやたらと空想をしていたことがある。男性は包容力があって守ってくれる存在だと思い込んでいた。兄も弟も一緒に暮らしているのに男性に特別な思いを抱いていたというのも不思議なのだが、きっと特別な人というのは私の幻想だったかも。結婚してやっと目が覚めたというのが実感だった。思い込み、刷り込みはなかなか抜けないものだ。

 孫娘とゆっくり話ができる機会をたくさん見つけようと思っている。
(なつひめ)


  2010年12月21日
もうすぐクリスマス〜★

 街のイルミネーションがきれいな時季になりました。
街に流れる音楽はもちろん山下達郎さんの“クリスマス・イブ”でしょうか。
私は「夏だ、海だ、タツローだ」と言われる頃からのファンだったので、アルバムに入っている“クリスマス・イブ”を発売当初から聴いていて毎年この頃になるとリピートリピートのヘビーローテーションで聴いてました。
数年後、CMに使われて大ヒットになり、それから私がレコードで聴かなくても街中で毎年聴かれるようになりました。

 この曲の魅力的なところは多重録音された達郎さん一人コーラスだと私は思っています。
オフコースのようにきれいなコーラスをしたかったが仲間がいなかったので、一人で全パートをしたという話は聞いています。
更に数年前に本人談で「オフコースの“さよなら”の『外は今日も雨 やがて雪になって 僕らの心の中に降り積もるだろう』の歌詞からイメージして『雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう』という歌詞ができた」と告白しています。
2つの素敵な曲が繋がっているのが嬉しいです。
この曲のコーラスは本当に重厚で素晴らしいと何度聴いても思います。

 今年はジョン・レノンが凶弾に倒れてから30年ということでいろいろ特集がありました。ジョン・レノンの“ハッピークリスマス”という曲も今頃に良く聴かれます。
 私が学生の時に噂で「ジョン・レノンは良く日本に来ていて、軽井沢にいるらしい」と聞きましたがそれは本当だったようです。
イギリス国内でも男尊女卑の激しい地方出身のジョンがオノヨーコと結婚して、待望の子どもができた時、育児のために音楽活動を5年間休業していたと初めて知りました。
その期間に日本に滞在していたようです。
ジョンの意識改革をしたのはヨーコだと新聞記事には書かれていました。
(とびえつ)


  2010年12月9日
98歳の詩人

今朝のテレビで今年話題になった出来事を特集していた時に、98歳の詩人、柴田トヨさんが取り上げられていました。
90歳を過ぎてから詩を書き始め、2009年に自費出版した詩集「くじけないで」が話題になり、2010年に飛鳥新社から再出版されて大ヒットしたそうです。
その柴田トヨさんが自作の詩を朗読されている映像が流れました。


   「秘密」

   私ね 死にたいって
   思ったことが
   何度もあったの
   でも 詩を作り始めて
   多くの人に励まされ
   今はもう
   泣きごとは言わない

   98歳でも
   恋はするのよ
   夢だってみるの
   雲にだって乗りたいわ


とっても素敵な詩ですね。98歳になっても彼女のような感性を持ち続けていたいなと思います。
(dragon)

  2010年12月4日
“龍馬伝”終わる・・・。

 結局なんだかんだで1話だけ放送を飛ばしただけで初回から最終回まで、多いときは1話3回も観た時もあったくらい1年通して観ました。
 最終回も気合を入れて観てましたが・・・
あまりに史実と違うので、違う違うと突っ込みを入れている内に、終わってしまいました。
消化不良状態でした〜。
 私的には、100点満点で80点の大河ドラマでした。
でも坂本龍馬のことを毎週観られるのは本当に楽しかったです。
福山龍馬も合格点かな。
もっとはじけても良かった気がします・・・。

 近くにいく用事があったのでついでにまだ未踏の地であった京都伏見の“寺田屋”に行ってきました。
これが思っていた以上に良かったのです。
目の前にきれいな川が流れていて、当時の船宿の雰囲気はまだ充分に残されていました。
夕方に行ったのですが、ちょうど寺田屋の2階から西に沈む夕日が見えるようでした。
龍馬もここから何度となくこのきれいな夕日を見たのかなと思うと感慨深いものがありました。

来年のNHK大河ドラマは女性が主人公の“お江”だそうです。追)今日発表の今年の流行語大賞ベスト10にイクメンも入ってました。
(とびえつ)


  2010年11月5日
幼稚園・保育園廃止へ

 と毎日新聞の見出しに出ていました。
2023年めどに「こども園」に1本化されます。

現行幼稚園は入学金や保育料などを事業主が自由に決めますが、保育所は国が定めた費用で運営、保護者は所得に応じた保育料を負担しています。
新制度は保育所同様、原則として国が運営経費を決めますが、私立幼稚園などの移行の際には自主性に配慮し、自由裁量もある程度認める考え。
保護者の負担は利用時間によって定める。
預かる時間は2〜3区分に分け、親の生活スタイルに合わせて利用できるようにするそうです。

幼稚園は文部科学省所管の教育施設で、保育所は厚生労働省所管の児童福祉施設です。
縦割り二重行政の象徴とも言われるこの2つがひとつになり、親の働き方に関係なく必要に応じて利用できるしくみに変えるのが目的です。
10年の経過措置がありますが、希望の持てる「こども園」が出来上がることを強く望みます。
(とびえつ)


  2010年10月14日
超かっこいい女性!!

 久しぶりに素敵な女性のドキュメンタリーを観ました。
“ファッションが教えてくれること”というタイトルが付いてます。
ファッション誌「ヴォーグ」のカリスマ編集長アナ・ウィンターの実像に迫るというもの。
映画“プラダを着た悪魔”のモデルになった独裁者で冷徹な鬼編集長と言われています。
ところが、映画のイメージとは違い柔らかさが前面に出ていました。
いつも周りの人に「失礼」「ごめんなさい」と言ってます。
決まった編集内容や写真をスパスパ捨てていく場面は気持ちがいい。
雑誌を作っていくのに強いイメージを持っていてまったく信念を曲げない。
それが間違っていないのがすごい。
なのに全然鬼のイメージはない。
こんな女性はなかなかお目にかかれません。
アナ自身、とてもキュートな女性です。
スタイルも奇麗で、きりりとした表情は本当に魅力的でした。
彼女の弱みは「子ども達」と応えていてかわいい一面も見せていました。
成功した女性の話ですが、なぜか気持ちがすっきりする後味の良いドキュメンタリーでした。
(とびえつ)


  2010年9月30日
最近の子育て事情

 先週“とくダネ”という番組で、都心の子育て事情の特集をしていました。
取り上げていたのは、“子づれ通勤”です。
職場に保育所を設けている会社に勤めている父母は勤務地まで子どもを連れて出勤しています。
その数が増えているということです。
形態は多様になり、母親が会社の行き帰りに保育所に寄る基本パターン、夫婦一緒に保育所に寄るパターンや行きは父親が保育所に子どもを預け帰りに母親が子どもを連れて帰るなど。
通勤ラッシュの中で、小さな子どもを連れていると冷ややかな視線を浴びて片身が狭いと言っている親もいますが、反対に毎日の通勤の中で、お互い顔見知りになったおじさんが自分の子どもでもないのに、人のラッシュから守ってくれるようになったという話など紹介していました。
最後にインタビューに応えていた夫婦は「やはり在住地の保育園に預けることが一番の希望です。」
と言っていました。
保育所不足の早い解決を私も望みます。
(とびえつ)


  2010年9月16日
もったいない

エコロジーセットという箱の粗品をいただいた。丁寧に包装された箱の上に粗品という文字の熨斗紙が張られていた。箱には「再生紙を利用しています」という文字。その箱の中に流し用水きり、ゴミ袋、てんぷら用紙とそれぞれが小さな箱につめられ、行儀よく並んでいた。

「人と地球にやさしい」とキャッチコピーを見て私はこれらの箱を捨てるに忍びなかった。捨てるために作られた箱をながめて矛盾を感じてしまった。無尽蔵でない資源をこんな形にしてしまっていいのだろうか。

最近スーパー袋代を還元するようになったのでバッグに小さくたたんだ袋を忍ばせている人も多くなったと思う。外国を旅したとき、買い物して品物だけ渡されてもシンプルで違和感を感じなかったからいい傾向だと思う。

しかし、お隣から半紙でくるんだおすそ分けの品物をいただくと正直温かい気持ちが伝わってきてうれしい。包装はほどほどがいい。
(なつひめ)


  2010年9月12日
男性の怒鳴り声

 台風も遠ざかったので、いつものようにテニスに行きました。
テニスコートの隣のグランドで、今日は中学校の野球部が練習をしていました。
夕方になり、片付けを始めた中学生部員のあたりから、なにやら怒鳴り声がします。
私達は楽しくダブルスをしていたのですが、男性の怒鳴り声が気になりゲームに集中できません。
よく聞くとコーチが一人の部員に対して「そんな態度やからあかんのや」などと罵声を浴びせています。
一見やくざの脅しのようです。
結局20分ほどずっとネチネチ大声で怒鳴っていました。

私達女性陣はとにかく男性の怒鳴り声が不愉快でたまりませんでした。
男性陣は「家でもあんな態度やろか」とこれも不快指数100%です。
人格を否定するようなコーチの態度に「自殺したらどうするつもりか」とみんなで心配・・・。
自分の感情をそのまま弱いものに向ける態度は本当許せません。
(とびえつ)


  2010年8月31日
イケダン

 「イケダン」って知ってますか?
ある女性誌が作った造語で、イケてるダンナの略だそうです。
「仕事をバリバリこなしながらも家族をおろそかにせず、家事や育児も積極的にやる」だけでなく、「外見がイケている」「ファッションにも気を抜かない」理想的な夫のことだそうです。
「旦那様」という言葉を使った造語ってことが男女平等を理解してるのか疑問だし、女性誌の場合はどうしてもうわべのかっこよさを取り上げがちになる傾向があり、「それってどうなの?」「ほんとにそんな理想的な人いる?」とつっこみたくなります(笑)

しばらく前に、テレビのワイドショーで、その雑誌に載った「イケダン」が紹介されていました。
妻と共働きで、妻が出かけた後、子どもの世話をしてママチャリで子どもを保育園に送って行き、そのままママチャリで会社に向かう夫や、会社帰りにスーパーで買い物をして、常に底値チェックをしている夫の姿がとてもかっこよく取り上げられていました。
それを見ていて、「イケダン」という言葉はともかく、家事や育児をやることがカッコイイんだというイメージでマスコミに取り上げられるようになってきたのはいいなと思いました。
(dragon)


  2010年8月25日
りっぱなイクメン

 毎日放送が開局60周年記念としてちちんぷいぷいという番組でアナウンサーの西靖さんが60日間世界1周の旅に出ていました。
無事60日間の旅を終えて今日帰国する様子がテレビで放送されていました。
関西空港にバスで西さんをむかえに行き、MBSに着くまで、旅のこぼれ話を聞いていました。
吉本新喜劇の小藪さんに
「小藪さんも世界一周の旅に出たいのでは」
と聞かれた時、
「今はだめです。子どもが生まれて3ヶ月。
今日本を出て、2ヶ月後に帰国したら、子どもが5ヶ月になっているのが嫌だ。
帰ってきたら子どもが5ヶ月になっているなんて考えられない。
今でも家を留守にするのが嫌なのに」
と応えていました。
子どもの成長を見られる2ヶ月がもったいないということのようです。
この発言だけで、現在育児に積極的に参加している様子が伺われました。
小藪さんは、りっぱなイクメンだなあと思います。
(とびえつ)


  2010年8月5日
桑田さん、待ってます!

 年末の京セラドームのチケット持ってました。
キャンセルになってしまいました。
でも来年、生まれ変わった桑田さんに会えるのを楽しみにします。

桑田さんのがん告知のコメントに「原さん」という言葉がありました。
以前より、桑田さんが妻とは言わず原さんだったり、原坊だったりする呼び方に共感を持っていました。
そして、妻である原由子さんも主人などと言わず、いつも「桑田が」と言います。
これもなんか共感を持っていました。

家族一致団結して、病気を治してください。
心から再起を祈っています。
(とびえつ)


  2010年8月2日
インド製ブラウス

早朝、庭に撒いた水はあと形もなくカッラカッラ。クマゼミの鳴き声が耳をふさぐ。

私はせめて心地よく過ごしたいので涼しい服をさがしていた。駅ビルの3階でバーゲンをしていたから寄ってみた。ワゴンからさがし出したブラウスは生地が薄くデザインも今風。メイドインインドである。インドネシア製というのもあった。道理で暑い国だから理にかなっていると感心した。ここちよさそうで気に入って買った。ひと昔は麻のジャケットが流行って真夏でも平気で着ていた。暑さに耐えられない体になったのか、気候変動のせいかそれらは箪笥にぶらさがったままである。

以前南インドのアンバッカムにある施設を訪問したときのことだ。事情で親のいない子どもたちが将来のため、手に職をつけるためろうけつ染めや縫製を学んでいた。私もそのとき彼らから製品を買ったが、縫い目の始末ができてなく日本で販売するのはむつかしいと思った。あれから10年の月日が流れた。こうしてインド製というのを目にすると彼らが作っているわけでもないだろうにそれぞれ自立した生活をしているだろうと懐かしく思い出された。

私は汗をかきながらそのブラウスにせっせとアイロンをあてている。
(なつひめ)


  2010年7月31日
女性の育児休業取得率が初めて減少。。。

 先日、厚生労働省が発表した09年度雇用均等基本調査結果の公表でわかりました。
調査は従業員10人以上の企業4217社と4509事業所から回答を得たもの。
1996年の調査から一貫して女性の取得率がアップしていましたが、初めて減少となりました。
ただし男性は過去最大の取得率となりましたが、政府目標には遠く及ばないそうです。

減少の背景には、景気の低迷が中小企業などを中心に育児休業取得に影を落としたのではないかと新聞には書かれていました。

女性の管理職の割合はアップしているようです。

と言っても、まだまだ女性にとっては働き辛い職場環境であるということです。
(とびえつ)


  2010年7月16日
バモス!!スペイン!!

 いや〜サッカーW杯終わりました。
私が願いも込めて“優勝はスペイン”と予想しましたが、みごと当たりました。
もうひとつの予想のアルゼンチンは早くに負けてしまいました。
スペインを優勝候補にあげたのは、サッカーは最後はゴールキーパーの力量かなと思ったからです。
10年近く前から知っているおそらく現在世界一のキーパーのカシージャスがいるからスペインが最後は勝つと思いました。
予選リーグの1試合目でスイスに負けたのはカシージャスの彼女がネット裏でレポーターをしているからだと言われました。
そこからの連勝でその悪口は飛んでしまいました。
勝利者インタビューでカシージャスが嬉しそうに彼女のインタビューを受けていたのが印象的でした。
男子のサッカーの試合で、女性がインタビューしていることに新鮮な感じがしました。
日本でのサッカー放送はほとんどが男性解説者です。
その中で私のようにサッカーに興味のある女優が私同様に優勝国を当てていました。
奈良の片隅で密かに応援していてよかったです!!
(とびえつ)


  2010年7月2日
パパが育休を取りやすくなりました

 育児・介護休業法が改正され、一部を除き、6月30日から施行され、お父さんが育休を取りやすくなりました!!

例えば、
・妻が専業主婦でも、夫が育児休業を取れる

・夫婦とも育児休業を取る場合は、休業可能期間が今までは子どもが1歳になるまでだったのが、2か月延長される(パパ・ママ育休プラス)

・以前は、育児休業は原則として1回だったのが、出生後8週間以内に取った育休は別カウントとして、もう一度育休が取れる

この機会にイクメンが増えることを期待しています。!
(dragon)

  2010年7月1日
頑張ったね!侍ブルーNIPPON!!

 日本では、サッカーW杯は今日(30日)の対パラグアイ戦の決勝トーナメント1回戦敗退で終わってしまいました。
でも本当はこれからのベスト8が一番迫力ある試合だらけになります。
ベスト8に日本が入るのは、また先の話となりました。
楽しみは未来ですね。
私の予選リーグの日本予想は、“棚ぼた式に初戦1勝して、後は守備が強い日本が守りきって2引き分けで決勝トーナメント出場“でした。
まあまあの予想でした〜。*実際は2勝1敗。
ちなみに私の優勝国予想は、スペインかアルゼンチンです。

 ワクワクした今日の日本の試合前に、テレビのバラエティ番組で男子高校生の“新体操”を偶然観ました。
これが心打つ素晴らしい内容なのです。
言葉ではうまく言えませんが、音楽にあわせてみんなの演技もぴったり合っています。
とにかくくすっと笑ってしまう演技があったり、でも高度な演技もありでとても楽しいのです。
この高校では大人気のオリジナルイベントだそうです。
おそらくインターネット上でも公開されているのではないかと思いますので、ぜひ検索してみてください。
私ももう一度観てみたい。
(とびえつ)


  2010年6月13日
投書から見えてくるもの

613日の朝日新聞に、「PTA飲み会拒否」という投稿が掲載されていました。

57歳の女性の高校教員の方からのもので、
PTAの飲み会は、「子どもを留守番させての懇親会など本末転倒だ」と拒否しました。・・・・夜、母親が外に出ている間、父親や祖父母が子どもについていられる家庭はごく少数です。・・・・先生も、「子どもが安心して家庭で休めるよう見守る方が親の務め」と開催をたしなめてほしい・・・
と記載されていました。

PTAで飲み会(懇親会?)をするべきか否かということについては、会の運営上本当に必要かどうか、もし懇親の機会が必要であれば、夜の飲み会以外の懇親の方法も含めて議論するべきだと思いますが、読んでいて、その裏にもっと重要な問題が隠れているように思いました。

まず、投稿者は、PTAの飲み会に出席するのは母親、家庭で子どもの世話をするのは母親であることを前提として書いておられます。男性である父親が飲み会に参加するならOKなんでしょうか?

最近は共働きの家庭が多く、PTAの会議等も夜間に開催されることも多くなっており、両親が参加する場合も増加しています。PTAの役員をするのは、母親が多い現実があるのだろうとは思いますが、もし母親しか参加していない現状があるなら、それは問題だと思います。父親も参加できる体制を学校や保護者も考えるべきでしょう。


また、父親は帰りが遅くて、子育てを母親だけが担わなければならない現状があるのなら、それをこそ問題として考えてほしいと思います。

投稿者の文面を読んだ時に、母親は家庭で子どもの世話をしなければならないから、夜に外出してはいけないというような風に受け取られて、何だか抵抗を覚えました。わが家の場合、子どもが小学生の頃、夜間に子ども会の会合等があって私が出掛けることも多く、それまで家事をしなかった夫が子どもの世話や食事の支度を進んでしてくれるようになり、子どもと夫のコミュニケーションが良く取れるようになりました。また、夫はそれを契機に、子どものスポーツ少年団の役員等も積極的に引き受けるようになりました。子ども会やPTAの役員を一緒にした方々とは、子どもが成人して結婚した今でもいいお付き合いをさせていただいています。


母親と父親が協力して子育てできる環境を作り、同じ年代の子どもを持つ親同士の繋がりを大切にしていただきたいと思います。

最後に余談ですが、私は、飲み会が必ずしも良くないものだとは思いません。個人的には飲み会大好きです(笑)。私の知っている若いお母さんたちが、最初は子ども会の飲み会で知り合って、その後も飲み会をしながら話し合うことが、お互いの悩みなどを癒しあうセラピーのようになっていて、精神的に壊れそうな時に救われた方もおられるとおっしゃっていました。
(dragon)


 2010年6月11日
感動するこころをいつも持ちたい

アウシュビッツではたくさんのユダヤ人が殺されたが、その中で生き延びたのはどういう人々かということが書かれていて興味をひいた。夕日を見てすばらしいと仲間と言い合えた人、あるいは水たまりを越えていくときに水たまりに写った景色に感動してのぞき込むようなタイプの人たちが生き延びたと五木寛之さんの「夜明けを待ちながら」という本に書かれていた。人間に生きる力を与えてくれるもの、自然に感動するとか夕日の美しさにみとれるとか、メロディを口ずさむというような日常なにげなくやっているものが人間を強く支えてくれることもありうるんだということだそうです。

先日、新聞記事の中に落語家のエッセーが載っていた。下を向いて考え事をしていたり、塞ぎこんでいたら、出合えるはずの感動に出合えません。日々の生活の中に美しさを見出して感動する心を育てていくこと。それはとても心が満たされて優しい気持ちになれるのですとありました。

今日の夕焼けは柿の熟した色みたいに西の空一杯にひろがっている。庭のピンクのペチュニアがオレンジ色に混ざり、近所の歩いている人の顔も夕日色に染まる。私は久しぶりに一日中家にいた。庭の草をひいたり、友人に手紙を書いたりしてゆっくりと過ごした。落語家が言われたように、今日の終わりにもうひとつ得をした気分を味わった。
(なつひめ)


  2010年6月9日
男も女も顔も大事

 少し前のニュースですが、仕事中に溶けた金属をかぶってやけどを負い、胸や腹、ほおに傷跡が残った男性の裁判です。
労働者災害補償保健法によると、「精神的苦痛を考慮して、顔などの傷跡は女性の方が高い等級になる」と規定しています。
男性は「男女差別である」と訴えていました。
京都地方裁判所での判決は、「年齢や職種、利き腕、知識などが障害の程度を決定する要素となっていないのに、性別だけ大きな差が設けられている」と指摘。
「この差を合理的に説明できる根拠は見当たらず性別による差別的扱いをするものとして憲法14条違反と判断せざるを得ない」と結論付けました。
苦痛は何であれ、男性も女性も平等です。

いままで、母子家庭にだけ手当てが出ていましたが今度父子家庭も平等に手当てが出るようになります。
男性も頑張って、不平等なことに声をあげています。
(とびえつ)


  2010年5月29日
全女性の敵と元気をくれる女性

 先週逮捕のニュースを聞いた時は、まさか本当にそんなことができるのか。
医者なのに・・・と半信半疑だった。
今日、続報を聞く限りでは本当に犯した事件のようだということ。

“不同意堕胎”と日頃あまり聞いたことがない罪状。
付き合っている相手が妊娠したと聞くや栄養剤などと言って薬を渡したり、点滴をしたりして、結局彼女は流産したという。
流産を誘発する薬だったようだ。
その後、彼が結婚していたことを知り、そこから疑念が出て、彼女は警察に相談した。
超自己中心主義というか・・・。
胎児や母体のことなど一瞬も考えなかったのか。
こんな人が医者になる時代なのだ。

 同じく今日、現在開催されている全仏オープンテニスで、現役復帰したクルム伊達公子さんが
グランドスラム大会で14年ぶりの1勝をした。
14年前はベスト4進出という成績を残している。
しかしその時より、今の1回戦の勝利で涙を流して喜んでいる。
勝った相手は、昨年まで世界ランク1位だった人。
力や速さでは負けても、高い技術と経験で戦っている彼女を見て、私も元気をもらっている。
(とびえつ)


 2010年5月14日
外国人の熟年カップル

 MBSの“ちちんぷいぷい”という番組の中で漫才コンビ“ロザン”がJR大阪駅周辺で迷っている人を道案内するコーナーがあります。
菅君のむちゃくちゃな英会話にイライラしながらも出会う外国人が興味深くてついつい観てしまいます。

先日、ヨーロッパ方面から来た観光客が迷っているところに遭遇しました。
男女2人の熟年カップルです。
怖いもの知らずの菅くんが「夫婦か」といい加減な英語で聞きます。
「違う」と言われ、「えー・・・」。
女性に「ご主人は」と聞くと「旅行が嫌いで留守番してる」と返事。
同じ趣味を持つ2人が日本を旅行しているらしい。
2人から受ける感じも友人同士という雰囲気です。

ありえるかありえるか・・・
と一人で思ってしまいました。
ヨーロッパ人ならありえるかもと納得させました。

ちなみに、桜満開の頃のロケでは、外国人の多くは「これから奈良に行く」と言ってました。
どうりで春の奈良は外国人がとても多かったです。
(とびえつ)


 2010年4月23日
ベトナムの道路事情

3月末、二年ぶりにベトナムのホーチミン市を訪れた。
私はタクシーに乗ったとき、車線があるのにかかわらず車の運転手たちは少しでも空いたスペースに突っ込んでいくのに身を縮める思いをした。両サイドからバイクが繰り出し収拾がつかなくなる。ちょうどものがいっぱい詰まった袋を動かしながら小さな口から少しずつ外へ出ていくような状態が続く。
バイクにまたがった女性たちは鼻から口元を覆い隠すマスクをあて二の腕にまである手袋をはめて目の前を通り過ぎていく。男性が荷台に座る妻との間に子どもを二人乗せ走っている。20リットルタンクを三つ積み上げた荷台と足元にひとつ乗せた配送用のバイク。絶えずピッピイという車のクラクションが耳にひびく。その中を会社員風の女性がひとり向かい側からこちらに向かってやってくるのに目を奪われた。彼女の歩んでくる様子は映画のシーンみたいに静かな動画になっている。私はすいすいすいとこちらに彼女が到着するまで気になり凝視していた。 バイクは走りながら、歩いて渡る人たちと暗黙のうちにコミュニケーションをとっている。バイクのほうはゆっくりとした速度になり歩く人を通し、前にまっすぐ進んでいくといった感じ。止まらないので絶妙なタイミングを図っている。
しかし、車のクラクションは暴力めいていて、車優先といった形で絶対止まらない。つまり止まると後続車がぶつかるから危険なのだろう。横断歩道はあるが白い線はすでに薄くなっている。バイクだけの場合はまあまあだが、これ以上車が増えたら対応できないのではないかと好きな国だけに心配になった。
(なつひめ)


 2010年4月23日
ラジコと雅子

 3月から奈良でも大阪のラジオのFM放送がパソコンでインターネットを通して聴くことができるようになりました。
Radiko〜ラジコと言われています。
私が住んでいる所は好きな放送局の電波が届かなかったので、どうしても聴きたい放送があると大阪の叔母宅まで行って聴いたこともありました。
東京や大阪で暮らしていた時は、FMを良く聴いていたのでそのころのお気に入りの放送を今また聴くことができ、在宅の時は楽しんでいます。
現在試験期間中ですが、おそらくこのままパソコンでの視聴がずっとできるのではと思っています。

初めて聴くようになった番組は、今年の私のいちおしの人、福山雅治さんの放送です。
今は“龍馬伝”に出演しているので、裏話が毎週聴けます。
裏話を聞きながらその日の放送を観るとまた違った楽しみ方ができます。
福山雅治さんが大森南朋さんに唇を奪われた話などなど。
そしてなぜか雅治さん扮する「雅子」が出てきます。
雅子さんいろいろお話してくださいます。
ぜひ拝聴を!
テレビとは違った福山雅治さんに会えます。
(とびえつ)


 2010年4月18日
乗り換え便利マップ

 ここ数年、年に2〜3回は東京へ行ってます。
出張だったり、遊びだったりですが。
東京では、地下鉄がくもの巣のように複雑に繋がっていて、地下鉄を乗りこなすと東京での行動範囲が格段に拡がります。
そこで役に立つのが、地下鉄の柱に貼ってある車両の案内図です。
○○線―△△線―◇◇線と乗り継いで〜という時に何両目の車両に乗ると次の線に乗り換えやすいと表示してあるものです。
私たちも通勤などで、毎日通って乗り慣れてくると○駅で△△線に乗り換えるのには一番前の車両に乗ると階段に一番近いと判ってきて、毎日その車両に乗ったりしますよね。

元々これを作ったのは若いお母さんだと聞いてます。
ベビーカーを押して地下鉄をうろうろするのがとても大変だったので、自分で調べてどの駅ではどの線に乗り換えるのに○両目が良いと表にしていったということです。
この提案を受けて地下鉄会社が作成し、現在に至るようです。
もちろん普通に乗る私たちも降りた駅でうろうろすることなく、スムーズに移動ができとても便利です。
最近、大阪の地下鉄にも登場しているようです。
まだこの目で確認はしていませんが。

追記;
先日書いた奈良公園の鹿の事件は犯人が逮捕されました。
とりあえずは、ほっとしましたが、
二度と起こって欲しくない事件です。
(とびえつ)


 2010年3月22日
日曜日の公園で

お天気のいい日曜日の公園で、小さい子どもや赤ちゃん連れの家族が楽しそうに遊んでいます。
その中の30歳前後の共働きのお母さんたちの会話が聞こえました。

「うちの夫は仕事が忙しくて帰りが遅いので、帰ってくる頃にはたいてい私と子どもは申し訳ないけど爆睡中。
夫は私が作っておいた食事を温めて食べ、後片付けして、お風呂に入ったら、お風呂の残り湯で洗濯機を回し、お風呂を洗ってくれる。」

「いいな〜〜。うちの夫はお風呂に入った後お風呂を洗わないんだ。」

「すぐに洗ったら簡単に汚れが落ちるのにね。」

「そうなのよ。私、今は育休中だけど、もうすぐ職場復帰するからちゃんとやるように言っとかないと。」

助け合って子育てしているお母さん、お父さん、がんばって!!
忙しいお父さん、平日も家族で夕食が食べられるといいのにね。。。
(dragon)

 2010年3月20日
奈良公園の神様

 最近“トイレの神様”という歌が流行っているのはご存知でしょうか。
植村花菜さんが作詞作曲し、歌ってます。
10分近い歌です。
タイトルだけ見ると、なんかふざけた歌かなと思ってしまいますが、この歌超感動ものなのです。
大好きな祖母との思い出を語っています。
私は一度聴いた時は、号泣でした!
二度目も涙で鼻ずるずる!!
三度目も目がうるうる!!!
これからも聴くたび涙目になること間違いなしです。

 今日悲しい結末を知りました。
先週お腹を矢で打たれた鹿が発見され、保護されました。
残念ながら、この雌鹿は死んでしまいました。
犯人を必ず捕まえて欲しいです。
今日の新聞の片隅に「この雌鹿は妊娠していて、お腹に子どもがいた」と書かれていました。
鹿は春日大社の神の使いと言われています。
奈良公園の神様ですね。
今頃は親子で天国で仲良く走り回っているかな・・・
(とびえつ)


 2010年3月13日
文京区長の育児休暇取得に拍手

成澤廣修区長(44歳)が、長男の育児のために来月2週間近くの休暇を取得することが発表されました。
新聞やTVでも大きく報道され、成澤区長はNHKの取材に対し、「文京区は男性職員の育児休業取得が0%で、経済的なロスや仕事上でのデメリットを考えているようだ。首長が率先して取得することで、職員に待遇上でのデメリットがないことを伝えるとともに、育児休業の取得を促したい」というコメントが好印象を与えました。

自治体の首長が育児を理由に公務を休むのは日本初だ報道されていますが、これをきっかけに育児休暇取得が容易にできる方向に進むことを期待する区民の声も多く取り上げられていました。

これは、本当に良いモデルケースです。男性の育児休暇取得が進めば少子化ストップにも好影響です。
「奈良県の知事も孫のためにでも、休暇をとってくれないかな?」
「わたしの住む奈良県第二の市の市長も、子どもの参観日や学校行事に参加するために休暇をとってくれないかな?」
なんて、思いました。公務や仕事最優先ではない社会への第一歩を首長が示してくれれば、実現へと進むと思うんだけど・・・。

そうすれば、女性も男性も平等に子育て時期を楽しめるのに。
わたしは子育て時期を女性だけが楽しむのって不公平だと思っているので、我が家の育児は45%夫(父)、55%妻(母)が担当して幸せを分かち合いましたからね。(サラリーマンですが)
(ヌクヌク)


 2010年3月12日
Yさんのしあわせ

ある90歳の女性Yさんの話である。Yさんは田舎の9人家族に嫁ぎ大姑さんを介護して見送り、戦争から帰って発病したリュウマチで寝たきりになった夫を10年昼夜問わず看病して亡くした。それから夫の両親を看取った。

わら葺屋根の下、夜なべの内職は0時を過ぎた。朝は牛のえさである麦を炊くことから始まる生活を送って子どもを育てた。割烹着ともんぺの仕事着で過ごし社会とのかかわりももたない働く人生。Yさんの長男の離婚は当時にとって珍しいできごとだった。狭い世間に悩まされた上に彼女には孫娘二人を乳飲み子から育てるというおまけがついた。

長くなった人生の中で初めて自分の意志を伝えることが出来たことがある。それは大きくなった孫娘に一緒に住みたいことを伝えたのだ。当時家を出て結婚を考えていた孫娘は悩んだが、結婚をあきらめて祖母を看ることを選んだ。そうすると1年もたたないうちにその結婚相手から一緒に介護をしょうと申し出てくれた。そしてYさんは今、ピンクのカーテンのかかった南向きの部屋で薄桃色の部屋着を着てベッドに横たわっている。窓から近所の人がのぞいては声をかけてくれる。

自分で初めて自分だけのことを考えて主張することができたYさんは言う。「わしは今一番しあわせものやで」と。
(なつひめ)


 2010年3月11日
女性初!?!

 ここ数年アメリカのアカデミー賞を生中継で観ています。
昨年は日本人が候補になった作品が多かったし、最高賞受賞もしたので、本当に嬉しかったです。
わが町元住民も脚本で関わっていましたし。

今年は大きな展開もなく、ほとんど予想通りの結果になりました。
一番の話題は、「元夫婦対決」と銘打たれた監督賞です。
結果、元妻のキャスリン・ビグロー氏があの“アバター”を監督した元夫ジェームズ・キャメロン氏を抑えて受賞しました。
それが今年82回目となるアカデミー賞の歴史の中で初の女性監督の受賞となったのです。
重ねて作品賞もビグロー氏の“ハート・ロッカー”−“THE HURT LOCKER”でした。
イラク戦争の爆弾処理班の話を基に作られた映画で、日本では先週から公開されているようです。
作品賞もあの“アバター”ではなかったのです。

私も「女性初」「女性初」って・・・と思っていたのですが、ビグロー氏も受賞後の会見で「自分を一人の映画製作者として考えたい。女性という修飾語に意味がなくなる日が来るのを望んでいる」と。
同感です。
ビグローさん、おめでとう!!!
(とびえつ)


2010年2月25日
「 保 」

 「保育」「保健」などに使われている
“保”という文字。

人が子どもを抱いているところから
できた漢字だそうです。
そう言えば、
右の四角は子どもの頭に見えるし、
その下は人の腕に見えて
高い高いをしている雰囲気がします。

そのことを知ってから
この“保”という字がなんだかかわいくて
見かける度にほのぼのしています。
(とびえつ)


2010年2月4日
優れもののイクメンのバッグ

 先週ここで紹介したイクメンのバッグ!
注)イクメンとは育児を積極的にする父親のこと〜
もう一度どんなバッグだったかを確認したくインターネットで検索しました。
“イクメン”“バッグ”で・・・。
一番に出てきました「テレビで紹介の・・・」と。
あのバッグはメッセンジャーバッグだったんだ。
アメリカからの輸入で、バッグのふたになる部分のデザインが一点ものです。
インターネットで購入できます。
値段はちょっと高めですが、やっぱりかっこいいです。
そしてすごい機能的です。
哺乳瓶は外からでも取りやすく、濡れティッシュもケースで設置できます。オムツもすぐ取れます。

購入者のコメント欄がありました。

母親でもあのいかにものバッグに抵抗があった人はこれぞ望んでいたものとして購入しているようです。
お父さんにプレゼントして育児に協力してもらいやすい環境づくりをしている人もいます。
そしてお父さんからのコメントは「公園デビューをしたら、お母さん達にオオモテ!」
だったそうです。
いつかは街角で本物を目撃したいです。

余談:今日とあるシンポジウムに参加しました。
ちらりとNHKのニュースで映りました。
いやな予感はしていましたが・・・。
(とびえつ)


 2010年1月28日
今年はイクメンが流行り?

 昨年末ぐらいに、育児に熱心な父親のことをイケメンならず「イクメン」というとテレビで知った。
そして今年が流行りそうなことのひとつとしてこの「イクメン」が挙げられている。
イクメンである父親用の育児グッズも作られている。
例えば、哺乳瓶を入れるバッグ!
普通は母親が中心に持ち歩くものと設定されているのでパステルカラーのピンクやブルーのバッグになるがこのイクメン用のバッグは“ブラック”
そして肩から斜めがけができます。
これがなかなかカッコいいのです。
やろうと思えばなんでもできるやんと感心しました。
更なる拡がりを期待します!!
(とびえつ)


 1月13日
銃乱射事件

また悲しい事件が大阪で起こりました。
店の従業員が射殺されるという、
一瞬どこの国の話と思うけど、この日本での話です。

その後事件の詳細がわかり、
やるせない気分になりました。
日頃から家庭内で暴力をふるう夫が犯人だった。
離婚の話し合いから逆切れした夫が
結局義理の母や店の従業員を巻き添えにして殺し、
自身は最後は自殺していたのです。

DVの問題はとても難しいです。
他人が聞くと「それは危ない」と思っていても、
当事者は結構生命の危険を感じていないことがあるようです。
その人のやさしい時を知っているからでしょうか。

こういう事件を聞くと
どうにかならなかったのかといつも思ってしまいます。
(とびえつ)


 2010年1月4日
自然とのかかわりをもっと!

正月休みで子どもたち一家が揃って帰ってきた。朝起きるとカーテンの閉まった暗闇の中でそれぞれがDSゲームをしている孫たちを見た。親たちはすっかりリラックスして朝寝を楽しんでいる。せっかく奈良に遊びに来ているのだからと私の方があせってしまった。さっそくその日孫たちを近くの山に誘った。落ち葉がいっぱいでふわふわとしている道を歩くと足に優しい。道の斜面は落ち葉におおわれている。低学年の孫娘が近くの木につかまって登りだした。小さい子がまねをして木につかまる。何回もずるずるとしながらやっと根っこを見つけ、それをつかんで上に登っていった。私が見上げるくらいの高さにようやく到着した。「うわーい、うわーい」と声をあげて達成した楽しさを伝えてくる。かれらの得意そうなすがすがしい顔を見て安心した。降りるときは足がすべってお尻をつけたまま落ち葉のマットにずぼんと落ちてからだの上に落ち葉が舞う。

その夜、「あのね、おばあちゃん。明日も早く起きるから山へ行こう」と誘われて私は内心うまくいったと思った。

友人はマット運動で前転をすると起き上がれない子のことを嘆いていた。腹筋がきたえていないので鉄棒も苦手だという。そんな話を聞くと自然環境が失われてしまったことはとても残念である。しかし、もっとかかわってあげてと孫たちの親におせっかいをした今年の幕開けだった。
(なつひめ)


 2010年1月4日
超お弁当男子?

先日の英会話レッスン仲間のクリスマスパーティーでの話題です。メンバーの長男の高校3年生男子が、ガールフレンドのお弁当を手作りして予備校に届けたというお話なのです。彼はすでに志望校に推薦で合格していて、今必死で受験勉強をしているガールフレンドのために1番役に立つことは何か?と考えての“手作り弁当のプレゼント”だったそうです。

その母親は、「息子がお弁当なんて初めて作るので手伝ったんだけど、情けない気分だったわ。女子に男子が手作りお弁当を作るなんて・・・。」と嘆きつつ、他のメンバーに「どう思うか?」と意見を聞きたいと言います。先生の米国人50歳代女性は、「違和感ないわ。優しくて良い息子さんね。」って答えでした。そして40歳〜50歳代日本人女性の6人のメンバーは、賛否両論で喧々諤々のディスカッションが始まりました。

「今は、不況ということもあって“お弁当男子”も激増しているし、健康的だからお弁当を男子が作るのって大賛成よ。」「男性も女性も区別無く、相手を思い遣っての行動なんだからいいんじゃないの。」「その息子さん、きっと将来良い夫になるわよ。とても素敵。」と賛成派。

「自分のお弁当を健康のために作るのなら許せるけどね・・・女子のためにってのは、なんだか抵抗があるわ。」「なんだか、女性優位の関係って印象を受けるわ。」「世間に知れたらカッコ悪いわよね。」と反対派。

 途中自分達の夫の家事参加の有無に話が及び、賛成派は夫が家事参加に積極的な家庭の女性で、反対派は夫が家事参加に抵抗感を持っていて家事をしない家庭の女性と分かれたようにわたしは感じました。男女共同参画社会なら“お弁当を男子が作って、女子に届けて喜ばせる。”なんて当然なんだけど・・・っと、わたしは高校3年生の彼を大きく支持します。若い世代の男性の意識改革が進んでいることを知って嬉しくもありました。

 まず、女性と男性がイコールな立場と関係であることが基本にあれば、男性・女性の固定観念の上にある役割分担意識から解放されて、よりお互いを幸せにできる関係が築けるのにねって、わたしは思うのですが・・・。みなさんは、どう感じられますか?
(ヌクヌク)


 2010年1月2日

あけましておめでとうございます!
皆様も昨年以上に良い年となりますように!


今年まず楽しみなのが、NHKの大河ドラマ“龍馬伝”です。
私はいわゆる「歴女」のようです。
女は歴史にあまり興味がないが、最近は歴史上の人物にはまりゆかりの地を訪ねたり、グッズを集めたりすることが女性たちのブームのようだと、いつものようにマスコミが勝手に定義づけている言葉です。
根拠ないと私は思いますが・・・。


20代に司馬遼太郎の“竜馬がゆく”に出会い、それから年月をかけて、京都・霊山護国神社の坂本龍馬のお墓はもちろん高知県桂浜〜最近携帯電話のCMに出てきます〜や長崎県の亀山社中などなど行きました。
なぜかまだ寺田屋のあった伏見は行けてません。


最近いい感じになってきたなぁと思っていた福山雅治さんが龍馬を演じるということで私は二重の楽しみでドラマを1年間観ることができます。

今年も参画ネットならをよろしくお願い致します!!
(とびえつ)


 12月10日
協働事業に合格!!

 奈良県とNPOの来年度の協働事業に我が団体;参画ネットならも応募しました。
書類審査後、プレゼンテーションを行い、当落が決まります。
プレゼンテーションがすべてと言ってもいいでしょう。
当日は、14団体が数分の持ち時間をもらい発表していきます。
私たちは午前の出番でしたので、結局すべての団体のプレゼンを拝聴しました。
いろんなテーマがありました。
そのどれもがふーんと感心することばかりです。
奈良県はそんなことになっているのかと気づいたり。
まったく傍聴するだけでもなかなか楽しいと思います。
そんな激戦の中、ありがたく我が参画ネットならは合格の6団体に入ることができました。
テーマは「デートDV 知って 気づいて 予防する!」です。
県内の高校に出向き、講座を行ったり、アンケートをして現状の把握を行い、デートDVを撲滅すべく活動をします。
人権を尊重しあえる社会につながることを確信しつつ。
(とびえつ)


  2009年12月5日
抱っこベルト派?おんぶ紐派?

赤ちゃん連れの女性と隣り合わせになった。赤ちゃんに私の顔をみられるたびに笑顔で相手をしていたら、私の袖をひっぱってきた。赤ちゃんに信用されたのか私の手をつかんで口に入れようと近づいてくる。「なんでも口にしたくなるんやね」とお母さんに話しかけながら、小さな指をつまんだ。あきると上を向いて後ろをみようとそりかえる。赤ちゃんは抱っこベルトをされており視界範囲が限られている状態なのだ。

今日の新聞記事に「おんぶ」と「抱っこ」との比較みたいなことが掲載されており、抱っこはお母さんと「二人だけの世界」だが、おんぶはお母さんと同じ景色をみることができて、世界の中に母と子がいるというようなことだったと思う。その昔子どもをおんぶして家事をこなしていたころ、ずり落ちてくる子どものお尻を持ち上げて肩の上まであげたっけ。それで買い物に行ったり、流しで洗い物をしたりすることで、子どもは母親目線をたどっていたものだなと思い出した。

北山修氏の「治療文化論」というテーマで日本人の母子関係である100年前の育児を浮世絵からみていきたいというユニークな講演を聞いたことがある。二者関係において濃厚な母子関係を確立するだけでなくその「絆」や「つながり」を活用し、文化活動に向かう発達を促進するのは、母親との関係とともにある多くの文化的な媒体であるという。浮世絵の中に子どもと一緒にすずめを見たり、金魚をみたり、ホタルをながめたりまた傘をさしているのがある。母親としゃべらなくても開かれた二者関係を実現するところが描かれそれは言語的な交流とともに情緒的身体的交流が強調されているという。

ちょっとずれたかもしれないが私はこれから先、孫の子守りを頼まれたら、おんぶひもを押入れの奥から出してこよう。そしてきれいな夕日を一緒に見ようと思う。
(なつひめ)


  2009年11月25日
奈良も裁判員裁判始まる

 奈良県内では初の裁判員裁判が24日から始まりました。
集団強姦致傷罪などに問われた4人の被告の審理です。
起訴内容は、20代前半の男4人が共謀して、路上で20代の女性を乱暴目的で軽ワゴン車の後部座席に押し込んで連れ去り、ひざや腰に軽傷を負わせたとされるものです。
被害者の女性は「外に出るのが怖い。事件を忘れたい」と厳しい処罰を求めているとのこと。
どれだけ怖かっただろうと思います。
一生この恐怖は消えないでしょう。
彼女のこれからの人生を考えるとどれだけの刑罰をこの4人に与えることが正しいのか。
とても難しい審理であると思います。

傍聴した男性の方のコメントが新聞に載っていました。
今回の審理の裁判員が全員男性であることについて「被害者は女性で、男性とは視点が違う。
裁判員の選任手続きで必ず女性を入れるべきだ」と。
本当そうですね。私もそう思います。
・・・とコメントしている人の名前を見てびっくり。
思いっきり知り合いの人でした。
さっそく本人から裏話も聞いてしまいましたが、これは残念ですが、ちょっと書けません。(とびえつ)


  2009年11月24日
「ヘブン」を読んで

「ヘブン」という本は9月に発行された川上未映子の作品である。夜10時ごろ読み出し深夜まで読んでしまった。

いじめの数々の表現は目をそむけたくなるリアルさだった。主人公「僕」は斜視であるゆえにいじめられ、同じいじめを受けているクラスメートとやりとりがはじまり、中学生のカップルとして想いが芽生えていく。いじめられることを受容する女生徒が、耐えていればいいことがあると主人公を励ます。一方男生徒はいじめから逃げたいがいじめを受けている間は他のことを考えて辛抱しょうとする。二人の家庭環境も現在が抱えている社会問題をしっかり含んでいる。そしていじめる側の主張には寒気も感じてしまう。強いものが弱いものをたたくのがこの世のものだ。人々は自らの欲求に従って生き、権力の有無でそれが実現できるかどうか決まるという考え方を持っている。また大半の生徒が無責任に傍観者になって加担しているのがたまらない。いじめとは親に言いなさい。先生に話しなさいでは心に届かない世界でのできごとなのだと思い知った。ヘブンというのは彼らが美術館に見に行ったシャガールの作品だと思った。シャガールの恋人たちの絵の中のように手がどこまでも伸ばせられたらいいのにと思う。

最後は斜視を15千円で治せることに気がついた主人公がほっとする様が書かれている。新聞に小さく掲載されている中学生の自殺の記事を見ると「ヘブン」の小説が重なってしかたがない。
(なつひめ)


 2009年11月12日
ふたたびマイケル

 勉強会が早く終わったので、それでは・・・とお堂でみる阿修羅展に行きました。
しかし雨降る中、長蛇の列が・・・。
なんと2時間待ちとのこと。
すっかりあきらめて、それでは・・・と映画館へ。
機会あればマイケル・ジャクソンの遺作となる“This Is It”を観たいと思っていました。
見ごたえありました。
今まであまり素のマイケルをテレビで流すことはなかったので、それがたくさん出ていて、あまりマイケルのことを知らなかった人も新しい発見があったのではないでしょうか。
私は最初から、ライブ気分・・・。
音が出たとたんに、以前経験したライブの感触がみるみる蘇ってきました。
できれば観客がいるライブ映像が観たかった。
「ファンが聴きたい曲をする」と言ったとおり、私は流れる曲のほとんどすべてを知っていました。
私の好きな曲“BILLIE JEAN”は圧巻でした。
もうひとつ心に残ったのは、“BEAT IT”です。
ギターソロがあるのですが、よく観ると女性のギターリストです。それがとてつもなくうまい!!
ものすごくしなやかで、女性らしいけどロックしてる。
さすがマイケルが選んだギターリストです。
ちょっとネタばれしてしまいましたが、
いつか機会があれば、観てください!!!
(とびえつ)


 2009年11月6日
車内ウオッチングU

電車の座席に何人座っているかという話である。私はいつも近鉄電車を利用している。別に座りたいと思っているわけではないが、今日は6人座席に何人座っているのかなと見回すのが習慣になっている。6人すわっていればよしよしと思うが、5人だとうらめしく見てしまう。遠慮すればいいのに足を広げた男性、化粧袋を座席に置いてまつ毛をカールしている女性、腕組みして目をつぶっているおじさんをちらっとみる。

ある日のこと、思い切って「すみません。つめてください」と明るく5人の方たちに聞こえるようにお願いしたら、皆さん5人とも腰をあげて気持ちよく寄ってくださった。つめなければと思ってくださっていたのかもしれない。気持ちよく座れてうれしかった。

夫に話すと「立っとけばいいのに。格好が悪い」と返事。立ってるほうが楽な人には私の気持ちはわからないようだ。

だが電車の中は和気藹々と感じたのはいつの時代だったのだろうか。同じ電車賃を払っているのでどうぞどうぞと詰めて、お尻を半分でも座りあったことがあったはずなのにいつのまに、人と人とくっつくのが苦手な人間になってしまったのだろうか。それともくっつかれるのが嫌なのか、くっついていくのが嫌なのだろうか。心まで離れたいとは思っていないはずである。

「顔をあげて外の景色を楽しんだら」とまた夫から声が出た。
(なつひめ)


  2009年11月5日
日本は75位

 先日世界経済フォーラムから「男女格差指数」の発表がありました。
格差が最も小さいのはアイスランド、2位はフィンランド、3位はノルウェーといつものように北欧諸国が上位でした。
日本は75位で、前回の98位よりは改善しました。
しかし134カ国中でこの順位ですし、先進7カ国中では最下位です。
特に数字が悪いのは、「女性国会議員数」です。
その他、「高等教育への進学率」「賃金格差」「就業率格差」が低位です。
「女性幹部の登用」は6位でした。
アジアではフィリピンの9位が最高です。
ちなみにドイツは12位、米国は31位です。

フィンランドは、奈良県の派遣事業で訪れた国です。
あれぐらいのレベルが世界2位なんだと感覚でわかります。
先日NHKの「世界街歩き」という番組で、フィンランドのヘルシンキが紹介されていました。
ヘルシンキは街も素敵ですが、人も魅力的です。
あの時と変わらない時間が流れているようでした。
あの空気にもう一度触れたいと思いました。
番組最後のクレジットでコーディネーター担当者の名前を見て、更に懐かしさが込み上げました。私たちが、フィンランドを訪れた時に、自宅に招いて、手作りのケーキをごちそうしていただいた方の名前です。
元気にされているのだと、一緒に行った仲間内でメールが飛び交いました。
(とびえつ)


  2009年10月27日
なんでやろ?
 
先日、高校生の女の子2人が手をつないで歩いているのを見かけました。
それを見ていた友人が、「女の子同士が手をつないで歩いていても、仲がいいんやな。
と思うけど、男の子同士が手をつないで歩いてたら、えー!と思う。なんでやろ?」
と言いました。
私が、「女の子がズボンはいてても、なんとも思わへんけど、男の子がスカート
はいてたら、あれー?と思うのと一緒ちゃうん?」
と、いったものの、なんでやろ?いまだこれといった結論には至りません・・・。
(ポトスン)

 2009年10月20日
今日まで生きているって

 この間の連休に、中学時代の恩師の還暦祝いをしました。
今度は中学時代のバスケ部の集まりです。
恩師は、クラブ活動に熱心な女性の熱血コーチでした。
この頃の記録を見ると(なんとインターネットで検索できます!)
2年上の男子の先輩の時と1年上の女子の先輩の時に県大会で3位に入っています。素晴らしい!!
2年上の男子の先輩たちはジャニーズ事務所顔負けの超イケメン揃い!
とにかく背は高いし、バスケは強いし、頭はいいし、ユーモアのセンス抜群だしと。そして大人な雰囲気が一杯でした。
私たち1年女子はそれぞれの好きな先輩に「今朝会った」「会えなかった」と報告するのがその日の始まりでした。
そう言えば、あまりの寂しさに卒業式で号泣したのを思い出しました。
今回そんなイケメンの先輩たちがどうなっているかも楽しみでした。さすが、あの頃の面影を残しつつ、素敵な紳士となっていました。

恩師も素敵な女性になられていました。笑顔がとても温和です。
30年以上ぶりとは思えない、中学時代の雰囲気がそのままでお祝いの会は盛り上がりました。

 私の学年の女子は全員集合でした。
早速二次会へ。子どもや夫や両親の話など、話題が途切れません。
双子を生んだ友人が興味深い話をしました。
「左利きの人は元は一卵性双子だった可能性が高いらしい」と。
有精卵になったときに、向かい合わせになっているので右利きと左利きになると。
無事育った卵がひとつだとそのまま一人、二つとも育つと双子。
「それにしても子どもができるって不思議だね」と。
「こうやって一人の人間として生まれてきて今日まで生きていること自体が貴重に思えるね」とみんなで感慨深く話しました。
(とびえつ)


 2009年10月12日
孤独死

深夜、テレビで団塊ジュニアといわれる世代の男性が餓死したという話題が取り上げられていた。いわゆる私の世代の子どもだ。彼はアルバイト先がつぶれてまた探すという生活をしていたが借金をしたため、ほとんど働いた分を返す悪循環で、多重債務におちいっていった。カビで汚れた空っぽの冷蔵庫が映しだされていた。「助けて」とだけ書いた手紙が残されていたという。

別の30代の男性を取材していた。その男性は生き抜いてきた人から努力していたから今の自分があると聞かされると、状況の悪い自分はまだ努力が足りないと考えるという。結果を出せない自分が悪いと自分を追い立てる。負け組と思われたくない。かわいそう、みじめだと思われたくない。隠したい。今の自分の姿を受け入れられない。まだがんばればなんとかできる。だから助けてといえないといったことを話す。

孤独死の先ほどの彼は母親を5年前に亡くしていた。彼は亡くなる1週間前に友人の母親に食べものをもらいに行ったという。母親が友人の母に重なったのだろう。寂しかっただろうなあ。

現在は助けてと言える地域や環境はまだまだ充分ではない。絆をつくっていく力、仲間と関係を深める力を持てるように大人は子どもたちにどう関わっていったらいいのだろうか。
(なつひめ)


  2009年10月8日
強烈に記憶に残る思い出

 先週久しぶりに高校時代のバスケット部仲間の一人と会いました。
落ち着いた場所で話したこともあり、高校時代の話に花が咲く咲く*
二人とも強烈に記憶に残っているひとつの練習が。
コーチより「ひとりずつフリースロー10本ずつ投げて、ミス1本はOK。ミスが2本以上になったら、ミス1本につき体育館ダッシュ10本を人数分」というはっきり言ってなかなかきついメニュー提示が。
メンバーは4人。体育館ダッシュは全力で1本走っても相当辛い。
自分がパーフェクトでも他者がミスをしたら同じように走る。
団体競技の基本です。責任は全員で取る。
まず一番手は今日話しをしている友人。
ちょっとした緊張の中、なんと10本全部入れてしまった!
2人目。なんなく10本全部入れてしまう!
3人目。何事もなかったかのように、パーフェクトで入れる!
最後が私。
緊張度ピークに達しつつも、集中度をピークにして・・・
なんとこれも9本目まで全部リングに入れてしまう!
さすがに10本目は緊張が解けて外してしまいました。
ということで、体育館ダッシュは1本も走ることなく終了しました。
横で男子チームは、ミスした分、全員でダッシュしておりました。

「性についてのアンケート調査があったでしょ」と言う。

友人いわく、「私がアンケートのまとめをしたのでよく覚えている。
クラスで婚前交渉に『反対』が3人しかいなかったのが、私としては軽いショックだった。そしてそれを見たクラスメートが『えっ3人もいる』と言った言葉にもっとショックを受けた」と。
私はそんなアンケートのことはカケラも覚えていなかった。
なので、なんと答えたのかもまったく記憶にないのです。う〜ん。

*友人の記憶では「フリースローは6本だったよ」と。真実はわかりません。
(とびえつ)


  2009年9月27日
 私が出席していたある会議で、行政のPRパンフレットの案が出された時の話です。
 パンフレットを見るとすぐに、出席者の男性から意見が出されました。
「パンフレットのイラストの管理職など責任ある立場の人が全員男性に描かれていますね。市民の成人女性がすべてエプロンをしたり、買い物袋を持っています。性別役割分担を示すようなイラストですね。修正してください。」
意見を出された方は、イラストを担当した業者の意識の低さと、行政の意識についても指摘しておられました。

 男女共同参画に関わる会議以外の会議で、男性からこのような意見が出されたことが何だかとっても嬉しかったです。
(dragon)

 2009年9月24日
我が団地の女性自治会長の改革
 
7月初めにこのbrogに掲載してもらった[女性自治会長誕生と婦人部解散]の続編です。
我が自治会は毎年2日間の秋祭を盛大に行います。
そして昔々からの“しきたり”的な行事が、住民のかなりの無理を伴うことであっても、強いて続けられてきました。
 
それが、今年度から大きく改変されるというお知らせの文書が配付されました。
@自治会の少子高齢化に対応し、子どもおみこし巡行(団地を2日で計4周する)を今年度よりとり止め、飾り付けたおみこしを自治会館前に固定して、みなさんに自由に触れてもらうこととしました。
A毎年各会員にお願いしていたお祭のご祝儀を、辞退することとしました。 
2日に及ぶお祭も1日に集約し、2日目は片付けに充てるという行事予定も変更されて組まれていて、我が夫とわたしは、「あっぱれ!女性自治会長やね。しがらみやしきたりに縛られること無く実行されたんだね。」っと、「我が団地の自治会にも新しい風が吹き始めて、無駄や無理を無くした本当の意味での改革が始まったね。」と実感しています。
 
女性の合理性や思いっきりの良さが発揮されて、我が自治会の雰囲気も変わりつつあります。我が『参画ネットなら』の前代表は、現在大きな市の自治会連合会の長を担われています。女性が地域に貢献するという行動から男女共同参画推進が成されていることを、前代表を通じて知ってはいましたが、我が団地でもこんな風に男女共同参画が推進されつつあることに、肌で喜びを感じています。
(ヌクヌク)

 2009年9月20日

「プール」の映画を観てきました。

直接プールが話の中に関係がないようなのですが、映画の中には存在感がありました。いつも人たちが話を始めたり、歌ったりするのが決まってプールのそばなんですね。さまざまな音が聞こえてきて実際にその世界に浸れそうな効果がありました。小鳥の泣き声、猫の声、風の音、プールにざわめく波の音などなど。4年前、祖母と娘さよのもとを離れ、チェンマイの郊外にあるゲストハウスで働き始めた母・京子(小林聡美)。大学の卒業を目前に控えた今、さよ(伽奈)はそんな母を訪ねて、一人、チェンマイ国際空港に到着するところから話が始まります。京子の生き方に娘は自分勝手だと責める。生きているうちに好きなことをしたいと言う母親。娘は私を捨てていってさびしかったという気持ちをやっと言える。別れる前の日徹夜で、娘のためにストールに刺繍をする母親。

そんなストーリでした。もたいまさこの演ずるきくこがこの地で生きなおすと言う気持ちが静かに伝わってくる。ゆっくりとした会話、タイの市場の風景、土のある道路。人と人が自然体で無理しないで付き合っている。風の通るゲストハウスの庭にいる錯覚を感じた素敵な映像を楽しんできました。
(なつひめ)


  2009年9月18日
やっぱり母は強し!

 テニスは観るのも、プレイするのも好きです。
生中継を録画していた全米オープンテニスの女子決勝戦をやっと観ました。
今回優勝したのは、ベルギーのキム・クライシュテルス選手でした。
2年前に結婚を機に引退していたのですが、つい最近また復活して今大会に戻ってきた選手です。あっという間に強豪選手を破り、優勝してしまいました。
もともと世界ランク1位になったこともあるキムなので、実力自体は素晴らしいのですが、試合勘がどうだろうと当初言われていました。
本人も「どこまでトーナメントを上がっていけるか楽しみ」とルンルン気分で戦っていたのが、優勝してしまったのでとても驚いているのではないでしょうか。
彼女の独身時代の戦い方と比べると、今は気持ちに余裕があるのがわかります。なんと言っても子供を出産して、子育てをしながらテニスをしているという環境がとても充実していることが感じられます。もちろん厳しい練習もしていると思いますが、「オンとオフをうまく使い分けている」とキムも言っています。優勝者のフォトセッションでは、なんと夫と1歳の娘も加わって、優勝トロフィーを囲んでの家族3人のとても幸せな笑顔の写真となっています。これはものすごく珍しいことです。観ている人みんなが幸せな気持ちになります。

ちなみに彼女はこの2週間を戦って、160万ドル(日本円で約1億4700万円)を手にしています。
(とびえつ)


  2009年9月18日
英語の方が誤解が無い?!?

わたしには、気の置けない素敵な英語チャット仲間がいます。
1ヶ月に1〜2回集まって、2〜3時間英語だけのお喋りをします。
もう10年近く続いています。メンバーは30歳代〜60歳代全員日本人。
主催してくださる方が、塾の教室を提供してくださって成り立っています。
 
だいたい4人くらいから1番多くて10人くらいで、いろんな話題で意見交換をします。もちろん英語だけなので、説明しきれないことが出てくると上級者の方が表現を助けてくださったりもして、メモを取りながらの学習にもなります。毎回“新語”を数個獲得して帰るのがわたしのレベルです。(海外生活経験者や英語の講師がほとんど)
 
1つの話題にそれぞれが同意だけでなく異論も唱えて、話が盛り上がり意見が二つに分かれたりもします。話が途切れることは稀です。激しいやり取りは、まるでディベート?って思うほどです。英語なのでという理由で、相手の話を細部までじっくり聞きます。そして、応答も英語なのであまり飾らず率直に意見を述べてしまいます。英語という言語の特性でもあると思います。
 
それが良い効果なのか?今までに誤解が起こったことが全くありません。
いつもチャットが終わって、ドアを出て日本語で話して帰る時には、みんな爽やかな笑顔で「また次回!」と、別れます。遠慮や謙遜をしてしまう日本語の会話よりも正直で居られる英語の会話が、わたしには何よりのストレス解消になっています。
(ヌクヌク)

 2009年9月4日
ベビーブーム?

周りで赤ちゃんを見る機会が増えている。

お産で里帰りしている姪の赤ちゃんに会いに姉の家を訪問する。まだ産まれて3週間にならない赤ちゃんを抱っこして玄関まで来るのをみて私は驚く。まだ寝かせておくんじゃなかったっけ。産院から戻って以来、布団に寝かせると赤ちゃんは泣いて嫌がるのでずっと抱いているという。昨今のことおしめの洗濯から開放されて手が空いているせいか、どうしても目が赤ちゃんに注がれ、気持ちの多くはそちらに向けられているのだろう。姪は「可愛くってしょうがない」と言って授乳している。お腹がいっぱいになった赤ちゃんはまだ目が見えていないのに、ニィと笑って手足をばたつかせていた。

長男の育児を思い出す。せっかく飲んだお乳を吐き出しオムツの中からはみ出した便があふれ、またたく間に洗濯の山ができた。私は体重が増えないことが心配で、毎日体重計に赤ちゃんを載せていた。軽い育児不安状態だったが、義母が「そんなもんよ。だいじょうぶ」と言ってくれるひとことで安心していた。隣に住む義姉がしょっちゅう来てぐずる赤ちゃんを抱いてくれていた。私は抱き癖がつくと内心気がかりであったが、ぐずっていた長男は不思議と静かになるのできっと彼女の抱き方が気持ち良かったのだろう。

冷静に子育てができたのは周囲の人たちのおかげだと今更ながら思う。そんなことから赤ちゃんの周りに人がいるという環境が特に必要な時代だと感じている。
(なつひめ)


 2009年9月4日
2009年衆議院選挙

 今日の新聞に先日行われた衆院選のまとめが載っていました。
テレビでも言っていたので、どれどれと数字を見て確認しました。
今回の衆院選では、女性が54人当選し、過去最高だった2005年の43人を超えたので、過去最高の更新です。
更に、当選者に占める女性議員の割合は11%と初めて2ケタ台に乗ったとのこと。
それでも世界レベルでいくと先進諸国では最低ランクの割合ですが。
一歩前進でしょうか。
戦後の衆院選女性当選者の推移表を見て、ひとつ発見!
1946年に行われた選挙では、女性議員は40人近く当選しています。
それから、ずっと減少の道をたどり続けていました。
10人以下だった女性議員が上昇し始めたのは、1990年からです。
1946年から上昇し続けていたら、今頃他の先進諸国と肩を並べていたことだと思います。今後、下がることがないことを望むばかりです。
(とびえつ)


 2009年8月25日
こんな時間に子ども連れ??

  最近、とても気になって気になって許せないことがあります。それは、夜遅い時間に幼い子どもを連れて買い物をする親たちです。
10時半を過ぎているのに、明らかに小学校低学年の子どもを連れて両親がスーパーで買い物をしています。
9時過ぎのお祖母ちゃんとお母さんと就学前の子どもというパターンも見かけました。若い親たちに限られた行為ではありません。
それが、1組や2組ではなくかなりの数です。
何人もの幼い子ども達が、夜遅くに家の外に居るのです。
休みだからでもなく、週日も土日も今年になって特に多く見かけます。


 「最近、買い物客で混む時間帯が変化した。」と、レジ係の人に聞きました。
それは、7時半以後の2〜3割引や閉店間際の半額狙いのお客さんが、かなり増えているからだそうです。
経済的なことを考えてその時間に買い物をする気持ちは、分からないでもないです。
でも、小学校低学年の8時以降の外出は、子どもの健康に悪影響だと思います。
誰も預かってくれる人が居ないから連れて来ている人だけではないと思えるのです。
親の時間的な都合を優先して当然と考えているのではないかと、わたしは感じます。


 モンスターチルドレンとモンスターピアレントが小中学校で問題になっていますが、常識というものを自分勝手な解釈で理解し、自分の都合優先での生活をしている家族が、そんな問題を生む元凶ではないかと思います。
我が家流と言う前に、それが常識外れではないか?と、問う賢さを持ってほしいものだと思います。
低学年までの子どもは9時ごろには就寝して、朝早く起きる習慣をつけて、保育園・幼稚園・小学校へ元気に通える環境を整えてあげることが必要だと思います。
子ども達が精神的にも肉体的にも健康でいるために、よく考えてほしいと思いました。
(ヌクヌク)


  8月21日
「薮入り」ということ

今年もお盆が済んだ。

昔、結婚して正月や盆に実家に帰ることを「薮入り」といった。
私は小さい頃、母の実家に母と一緒に親子で帰るのをそれは楽しみにしていた。母は祖父母と一緒の生活を一生懸命がんばっていた。実家の親の前で柔らかい表情の母の顔を見ると子ども心にうれしかった。
さて「薮入り」という言葉は奉公人が休暇をもらって親元に帰ると辞書に載っていた。その言葉に妻は奉公人扱いというニュアンスを含んでいたのだろうか?家制度の名残なのかもしれない。

このお盆に息子や娘一家がやってきた。
所帯がふくれあがり食事の世話を息子のパートナーと一緒にしたが、ほとんど彼女ががんばってくれた。洗濯機はフル回転し、たまに顔を合わす子どもたちのテンションは上がりっぱなしで彼女にとっては休暇どころではなかったと思う。
台所に立ち続けると夜は私たちはぐったりしたし、ゆっくり会話を楽しむどころではなかった。
私も夫の母と暮らしていた頃、多人数の食事の世話を一手に引き受けたことがあった。みんなが帰ると足が棒みたいになり寝られなかったことを思い出した。だけど母が言ってくれた「お疲れ様」という言葉が快かった。
私も母の言葉を彼女に言うと、「楽しかったですよ」と返ってきたのでほっとした。次回は疲れすぎない計画を立てて、私の家族といっぱい話しをしたいと思った。

「藪入り」という言葉は過去の言葉になっている。
(なつひめ)


 8月21日

我が町のヒーロー

“つみきのいえ”をご存知ですか。
前回、邦画の“おくりびと”を紹介しましたが、今回は同じく、今年米国アカデミー賞を受賞した“つみきのいえ”についてです。
この短編アニメは、絵本にもなっていますが脚本を書いたのは平田研也氏で、この方なんと私の小中学校の後輩になります。
 先日我が町の図書館にて講演会がありました。実際に渡米してアカデミー賞式典に参加しているので裏話満載で、とても楽しかったです。
本人も「故郷に錦を飾れて嬉しい・・・」みたいなコメントをしていたので、またまた感動です。
絵本もじわじわ売れていて、その売上げを本屋ごとでみていくとなんと我が町から一番近い大型書店が堂々と全国ランキングに入っていたそうです。

 ストーリーは、水没していく町に住むおじいさんが主人公のお話です。
水没するので、レンガで家をずんずん積み上げていきます。
ある日お気に入りのパイプを水の中に落としてしまい拾うために、階下の水に潜ります。
そこで先に亡くなった妻の写真などをみつけて昔を回顧していくのです。

鉛筆の手描きで、すべて描くのに1年かかっています。全編がほのぼのした雰囲気で、観ていると心がほかほかします。

 この作品は絵を描いた加藤久仁生氏も平田氏も30代ですが、円熟を感じます。心温まる夫婦の愛を深く感じることができます。
絵本でもいいので、心折れたときはぜひ観てください。
(とびえつ)


 8月9日
1Q84

村上春樹の1Q84は、発売された時から売り切れ状態だと伝えられていたので、ある時、書店の店頭で見つけた時に思わず上下巻を購入したものの、時間がなくて読まないままになっていた。

最近ようやく時間ができたので読むことができた。

1Q84はそれなりに面白かったが、個人的な好き嫌いで言うと、村上春樹はそれほど好きではない。
なら、何で買ったんだ?
売り切れと言われると買いたくなる心理(笑)

文学だろうと音楽だろうと作品として世に放たれた以上、その作品をどう受け取るかは自由だ。読み手の側に委ねられているような部分について、国語のテストで「ここは何を表現しているか」みたいな問いをされるのは馬鹿げていると思ったものだ。

読み終えてちょっと気になったのは、1Q84の中に出てくるSEXについて。相手を本当に愛し、思いやった状況でのSEXが全く登場しないこと。
作品の中でSEXは、愛情のない相手とでも定期的に処理されるべき生理的欲求として、あるいは、ある世界と別の世界を繋ぐ人格を無視した不毛で無表情な手段・儀式(子どもあるいは子どものかたちをしたものに対する虐待)やレイプとしてのみ登場する・・・

村上春樹が性についてどう考えているのか知らないし、作品中のSEXの扱われ方が表現上の必然なのかどうかは分からないが、
現実世界はそうであってほしくない☆
(dragon)


  8月8日
ゆるめでカジュアルファッション

今朝の新聞「くらしナビ」欄に夏のゆったりスタイルという見出しが出ていた。ゆったりした服が見直されているというのである。何年か前からちびシャツのへそルックや、股上寸法がやたらと短くなったパンツルックがはやりだした。人の好みにかかわらずファッションとしてそれしか売られていないという商法なのかは定かではないのだが、かがんだ背中から、ショーツが見えるのはちょっと見えてますよと声をかけたくなる。

先日電車の中で、膝の上にタオルを置いているのでつつましい女性だなと思っていたら、立ち上がったとき薄地木綿でできているミニスカートはしわによって躍り上がっていた。タオルを持参してまではきたいのだなあと納得した。確かに短いから涼しいし、若者の表現といってしまえばそうなのかもしれない。私の若いころからミニスカートがはやりだし私もニョキっと腿を出していたのに、いまさら何をといわれるかもしれない。

奈良大学大坪先生の「女脳と男脳:脳に男女差はあるのか?」という文章の中に視床下部の核は男性のほうが女性より平均2.5倍大きいと言われている。女性の平均身長が1.6メートルとすると男性が4メートルあるという違いだそうだ。この部分は性行動にかかわる部分であるという。ということで私にとって風はらんだゆったりゆるめで開放感も得られる服が流行るのは大歓迎なのである。
(なつひめ)


  8月6日
遅ればせながら

 やっと話題になっていた本・・・
湊かなえ著“告白”を読みました。
久しぶりにザクザクと数時間で読んでしまいました。
話の展開がとても面白いです。

でも内容はとても重いものです。
子どもを亡くした女性教師があることを生徒に告白することから物語が始まります。
そして読後、救いのない気持ちになります。

 これもやっと観ました・・・“おくりびと”
相当の期待を込めて鑑賞しました。
なにせ米国アカデミー賞を受賞していますから。
感想は・・・いつも親しんでいる日本映画でした。
この作品だけがものすごく素晴らしいとは思えませんでした。
でも丁寧な作品で、ほのぼのあり、笑いありで楽しかったです。
監督が授賞時に何度も言っていたように、
「映画の神様がたまたまこの作品に降りてきた」
との表現がまさにぴったり!!さすがな分析です!!
映画全体の雰囲気が、アメリカの人の心に染み込んだのでしょうか。
映画冒頭、とてもキレイな女性の仏さまが、実は・・・えっ・・・
機会があればぜひ観て欲しいと思う映画でした。
(とびえつ)


  7月31日
公園でのひととき

久しぶりに娘の一年生の男の子(シュウ)と公園に出かけました。シュウは家ではえらそうにものを言うのですが平気で友達の中には入れないシャイなところがあります。

ボールけりをして夢中で遊んでいる2年生くらいの兄弟を彼はうらやましそうに眺めていました。時々飛んできたボールを拾って投げ返していました。すると、お兄ちゃんの方が「一緒にやろう」と声をかけてくれたのです。いつもは「ううん」と恥ずかしがって後ろへさがっているシュウはすっと入っていきました。すると、彼らはシュウがボールをキャッチできるように気配りをしてくれていました。私はその振る舞いにあたたかい気持ちになりました。ゆったりした家庭で育っているのだろうなと想像しました。

帰る道、「声をかけてもらってよかったね」とシュウに言うと、「うん。ボールけりうまいなあと言われたよ」とうれしそうに答えました。留守番を頼まれたけど、さわやかな体験ができて得をした1日でした。
(なつひめ)


 7月28日
読んでみようブック、見つけた
 
通勤の道すがら、毎朝、散歩をする車椅子のおじいちゃんと後ろから押す息子さんらしき60代くらいの男性。
雨でないかぎりよくお見かけします。
お父さんなのかな?と思いながら、男性が介護することがそれほどめずらしくなくなってきたことはいいことだなと。

介護保険法が改正されるたび、やっぱり自宅で介護しなくてはならなくなっているよう思いませんか?
「老・老介護」「認・認介護」なんて言葉もできていて、介護疲れを感じる人が増えているのではないでしょうか?

日曜の朝の番組(名前は忘れた…)で田辺鶴瑛さんが書いた本「ふまじめ介護」が紹介されていました。

自宅での介護の様子や家族の話を交え、介護する側もされる側も、ユーモアを持って、がんばりすぎず、介護のプロにどんどん頼ろう と話されていました。

おじいちゃんは認知症らしいのですが、ユーモアを持って話しかければユーモアで返してくれるようなおじいちゃんで、笑いながら見ることができました。

もちろんブラックユーモアもたっぷりでしたが(笑)
 
是非、読んでみたくなった一冊です。リンクはこちら
(きなこ団子)
私も読んでみたいです!!
介護にも発想の転換が必要ですね☆
発想の転換と言えば、あまりにもバリアフリーにすると、かえって機能低下につながるので、あえてバリアのある状態を作り出してお年寄り自らのやる気を引き出している介護施設があるのですね。
先日、毎日放送のVOICEで紹介されていました。リンク
(dragon) 2009年7月30日10:20

  7月27日
手作り葡萄パンを頬張って・・

『参画ネットなら』の活動仲間の一人が、代表が焼いて来てくれた葡萄パンを頬張ってふっと呟いた。「わたしは主婦だけしていた時期って無いからね・・・仕事をしなくなって、主婦だけになった時に、パンを自分で焼いてみるの楽しみにしているの。」

 わたしは、妊娠前から出産・育児の時期を経て下の子が小学校3年生の春に仕事に復帰するまで、トータル12年間主婦だけをしていたので、パンやクッキー焼き三昧の日々をたっぷり経験しているが、仕事ができる環境が揃う時期を待っていた。

 女性は、結婚や出産を期に仕事を続けるか辞めるかを選択し、また子育てが一段落すると、仕事に復帰するかしないかを選択することが多い。
それぞれの人生において、その選択の時期に不満のない納得のいく選択肢が揃っていたら、幸福なんだと思う。

 「なかなかそんな環境が整わない。」と、問題を抱えている女性が減るようにと考えて、環境が整うような制度や条件を揃えるようにする運動が、“男女共同参画推進運動”だ。

 男女共同参画の推進運動をもっと多くの人に知ってもらい、男女を問わず納得のできる選択のできる社会を築いていきたいと、ずっと専門職に就き産休・育休をとって、幾多の苦労を乗り越えて子育てをしてきた仲間の横顔を見ながら、活動への意欲が湧いてきた。
(ヌクヌク)
男性も女性もそれぞれがライフスタイルやライフサイクルに合せて生き方を選べる環境が整った社会になるといいですね(^ ^)
でも、パンやクッキー焼きは専業主婦だけの特権ではありませんゾ(笑)
子どもを保育園に預けての共働きで、夫婦でパン焼きを楽しんでいるカップルを知っています♪
働いている女性が心と時間の余裕を持てる働き方ができるといいなぁと思います。
(dragon) 2009年7月27日13:03


  7月26日

岡山県倉敷市に下津井という漁港がある。

最近訪れる機会があったが、鮮魚を扱う店の前や街角、家々の軒下で犬が の〜〜んびりと昼寝をしている風景がのどかだ。

しかし、その犬たち、どこにも繋がれている様子がない。
しかも、首輪をしていない犬も多い。
野良犬??????

おだやかで栄養状態も良さそうに見える犬たちは、地域の人たちに餌(魚?)をもらっているらしく、野良犬というよりは「地域犬」と言うべきかもしれない。

狂犬病予防法や条例からすれば許されないことだけれど、本来、人と犬はそうやって共存してきたのだろう。

人は多くの生き物や地球環境を犠牲にして自分たちが生きやすいように社会を形成してきたほんとに身勝手な生き物だなぁと思う。

最近では「自分が生きやすい」ためなら自分以外はどうでもいいという発想から生まれる犯罪も多い。

自分が生きているのは周囲の人や環境があるからだ・・・地球の上で生かされているたくさんの命の一つなんだということを忘れないでいたいと思った。
(dragon)


  7月23日
スピリチュアルケアということ


 最近この言葉をよくきく。わかったようでわからないと思っていた矢先、講演を聞く機会があった。講師はスピリチュアルケアとは、「生老病死という人生の様々な場面で自己存在を根底から揺るがされる危機の中にいる人に対して共感、傾聴にもとづいた支援を提供しともにいのちの光を輝かせられるような道を探し出す営み」と話された。その中の、ともにいのちの光を輝かせられるという道というのが大切なのかなと思った。

さらに、「乳幼児と母親との人間関係が親密で継続的でしかも両者が満足と喜びに満たされている状態が精神衛生の根本である」とボウルビィの理論を引用して言われた。これは赤ちゃんとお母さんの間に信頼関係がうまれると基本的安心感という信頼関係ができて、思春期になってもぶれないで生きていけることや、乳幼児のころにハプニングがあっても母親に代わる人がいればいいのだと聞いている。

 人生の最初がこの関係ならば人生の最後もそうでありたい。つまり、子育てから看取りまでと講師が話した。昔は、地縁血縁社会ではお坊さんやお年寄りが生老病死の見守り役を果たしてきた。昨今は病院で管理されるようになって、死を見守る役割をすることが少なくなった。今回参加して、死ぬまで生きる意味をもう一度問われたように思った。

 私は死の間際に「ありがとう」「愛しているよ」「好きだよ」と言ってさよならを告げられるだろうか。
(なつひめ)

テレビで見たのですが、最近は結婚せずシングル生活をしている娘や息子が自宅で親の介護をするシングル介護がが増えているのだそうです。親が認知症の場合は本当に大変です。母親の介護を自宅でしている60歳くらいの男性が、「最近は自分が母親に対して愛情を持っているのかどうかわからない。けれども、自分をこの世に出してくれた人だから最後まで看取ってあげなければと思う。」と話しておられました。周りで支えてあげる人の存在が必要ですね。
(dragon) 2009年7月27日12:50

 7月22日

スタート地点に


 
今日(7/22)は空を見上げた日本人が多かったろうなと思います。

奈良でも、雲のすき間から少しだけ、部分的に欠けた太陽を観ることができました。

 いつも広大な宇宙のことを考えると、自分がどれだけ小さな存在なのかが判り、小さなことで悩んでいるのが、ばからしくなることがあります。

とにかく奇跡的にこの地球に生まれてきているのですから。

“皆既日食”は、太陽と地球と月の奇跡的な組み合わせで発生しているという解説を聞いていると、本当にすごいなあと単純に感動するだけです。

欠けていく太陽を観ていると本当に地球は自転しているなと実感もできます。

軸が傾いているのも実は大切なことで、この傾きがあったから生物が存在しているとも言えるそうです。

だったらともに暮らす地球人がもっと平和であればいいのに。

 占いに詳しい友人がいうには、「太陽と地球と月が一列に並ぶので、また今日から新しいことが始まる」と考えることもできると。

日本も人に優しい社会が新たに始まるスタート地点になって欲しいと願います。

次の皆既日食が日本である26年後が素晴らしい社会になっているといいな。
(とびえつ)

 7月16日

セブンティーンの頃


 ブログを書いている今日7/15は姪っ子の誕生日です。

17才です。姪におめでとうメールをしながら「そっか青春まっただ中だ」と思い、ふと自分の17才の頃を思い出しました。

 高校時代はバスケット部に所属していて、我が部は県下でも1−2位を争うレベルでした。

コーチからは「女を忘れろ!」と言われ、汗まみれになって、時にあまりのキツさに泣きながら練習したこともありました。

 ある日大阪の高校と練習試合をしましたが、相手高校のコーチに開口一番「あんたらの足は細すぎる。もうひと回り太くならないとこれ以上うまくはならない」と言われました。私は心の中で「もう十分太くなっている。これ以上うまくならなくていい」と即答していました。練習試合はやっぱり負けてしまいました。

インター杯県予選も決勝で1点差を詰めることができず、敗退しました。

むちゃくちゃ悔しかったですが、足の太さは引退とともに普通に戻ったので、それは嬉しかったです。
(とびえつ)


  7月15日
臓器移植法改正案成立をきいて

先日、幼馴染に久しぶりに出会うことがあった。
私は彼女から、「二年前、夫に腎臓をひとつあげたのよ」と淡々と言うのを聞いてショックを受けた。
彼女の夫は当時透析を受けており、彼女は自分の腎臓を移植できれば透析の必要がなくなると考えたそうだ。誰にも相談せずインターネットで調べて決めたとい うからびっくりした。彼女の両親にはとても言えないのでいまでも内緒にしているという。


 14日の毎日新聞に15歳未満の子どもの臓器提供を禁じた現行法の年齢制限を撤廃し、脳死を始めて法律で「人の死」を位置づけたと、報じていた。臓器を提供される側と提供する側との相反する気持ちが掲載されていて、それを読んで複雑な思いになった。
今後の問題として、虐待児を見逃す恐れからそれを気付く医師を増やすことが必要ということや、子どもに絵本を読んだり、添い寝するなどして子どもの最後を一緒に迎える「みとり医療」の整備もされていないことが書かれていた。

私は「法」というものが出来たことで、脳死の子どもを持つ親がそれにとらわれ悩んでしまうことが起きてくるのではないかと気になった。心のケアを忘れてはいけない大きな問題だと思った。


 彼女には疲れが出ないようにからだに気をつけてねと言って別れた。限りある彼女の人生時間を自分のためにいっぱい使ってほしいと切に思った。
(なつひめ)
  


 7月14日
新しい力に期待
 
ほんとうに最近、身近でいろんな事件や事故が起こります。
まさかと思うような子どもたちや、誰でもよかったの動機など。
なぜ? どうして? の答えがわからないまま、暗いニュースがあふれてるけど、
日曜日に投票のあった奈良市長選挙。
33歳の仲川げんさんが新しい奈良市長に当選!
難なく何もかもがうまく運ぶことはないかもしれないけれど
新しい風に期待したいですね。
 
麻生内閣の解散の決まったようです。
8月30日の総選挙で、大きな変革があるのでしょうか。
しっかりとマニフェストを検討してみたい選挙です。
 
ETCをまだつけていない私は、高速道路無料になったらいいのになぁを期待していますが。
ETCをつけた人たちは面白くないのかも・・・
(きなこ団子)

  7月12日

人間は少しくらい悲しい出来事があっても乗り越えていける生き物だと思います。


でも、ものすごく悲しい出来事に直面した時に、『一人じゃないんだ。』と思うと少し癒されます。

最近のニュースをみていて、他人とのつながりを感じられない人がおこしてしまう事件が増えてきているような気がします。

大人になる程孤独を感じることが多くなりますよね?大人だからと自分の感情を飲み込んで我慢して自分の心を押し殺して無理をして頑張る。だからいつかどこかに無理がでてくる。

でもどんなにつらくても、、お腹は減るし、日々こなさなくてはいけない仕事はあるし ・ で ・ それでも朝は来るのです。

(ポトスン)

  7月9日
ご家族は?

先日新聞の読者投稿欄を読んでいたら、これはいいかもと思う提案がありました。子供がいないご夫婦の妻からの手紙です。

 趣 味のサークルの会員や仲間から「お子さんは何人いるんですか」といった質問に困っている。子供が欲しくても授からなかった。一番気にしていることを初対面 の人から聞かれるのは気持ちのいいものではない。米国に住んでいたときは、このように露骨に聞かれることはなかった。そのかわり「ご家族は?」と聞かれ る。この場合は「夫がいます」とか、独身の人なら「両親と姉がいます」と答えられる。日本でもこのように遠回しな聞き方をしてくれたらいいのに・・・と いった内容でした。

 結婚していれば子供がいて当たり前・・・ではないです。
ちょっとした気配りですね。私も活用しようと思いました。
(とびえつ)


 2009年7月8日
車内ウオッチング

生駒駅から難波に行くことがあって、久しぶりに満員列車に乗り込んだときのことです。

真ん中の通路の人たちが詰めないので、ドア付近でだんごになってしまいました。

私も押し込まれていやがおうにも女性を後ろから押してしまう形になりました。
通路を占めて並んでいるのは背広姿がほとんどです。

私の前に立つ女性は私を振り向いて安心したみたいです。彼女は通路に行くものかという風に足に力を入れて動かないのです。中に入ってくれれば隙間ができるので行ってほしいと思ったけど言えませんでした。

座席の前に立っている男性たちはいっせいに両手を上げています。新聞や本を読んでいたりして、腕をだらりと横にたらしている人はいないのです。

つり革がふさがり、私も揺れる車内で自分を保つのに踏ん張るしかありません。男性にとっても痴漢と疑われたらたまらないのでしょう。

一方、だんご状態の人たちはそれでも微妙に人と人との間に三角のスペースを作り出していました。生駒から上本町に着いたら人が減って車内にほっとした空気が流れたような気がしました。

出勤時刻の車内は、乗客たちが他人とくっつかない努力をしている不思議な空間でした。

いつも乗らない電車の中で、私は会社に到着する前から目に見えないストレスを加算させているなあとつくづく思いました。
(なつひめ)


  2009年7月7日
どっちが犯罪すれすれ?

普段の移動手段は車である。
でも時々お世話になる、電車移動。
電車や街のなかは、人間ウォッチングのカッコウの場所でもある。
 
先日のこと、お店を出た私の前をしっかりと手をつないで歩いてる高校生くらいのカップル♪
手はつないでるのに、なんだかカレシはカノジョにねちねちと文句を言っているようだ。
めっちゃ不機嫌なカノジョ。 あ〜気になる。

耳をダンボにして盗み聞き(ここですでにヤバイ?)

「オレがこういうの嫌いやってわかっててやったんやろ。けーへんだらよかった」。
何やなに? 何があったん?
つかず離れず、横から前から聞く話を総合するとこういうこっちゃな。
『カノジョがカレシ以外の男子と何通もメールのやりとりをした。ほかの男子の遊びの誘いをはっきりと断らなかった』
とまぁ、こんなかんじです。

ケータイを出せと言われるカノジョ。渋っていたけど、結局渡した。
始まりました、ケータイチェック!!
「今ここで、行かへんって返事書け」と、書かされるカノジョ。
 
あ〜、言ってやりたい 「それってデートDVやで」。
 
立ち止まってケータイを使い始めた二人のそばで、一緒に立ち止まり覗き込むわけにも行かず。。
通り過ぎた私であるが、あのあと二人はどうなっただろう?
 
嫌がるカノジョのケータイをチェックするのと、他人の後をつけて会話を盗み聞きするのと
どっちが犯罪すれすれ??
(きなこ団子)

 2009年7月6日
女性自治会長誕生と婦人部解散

わたしの住む奈良県某市の全約70戸の団地自治会では、今年度初めて女性自治会長が誕生した。

その自治会長は夫が健在であるにも関わらず、ご自身が自治会長選出のクジを引いて選出された。

そして、そのことが大きく影響したのが、自治会婦人部の解散への手続きだった。昨年以来、会員の脱退から発して解散準備を進めたい婦人部役員とそれを躊躇う自治会役員との相互理解が難しく、足踏み状態だった。
それが、女性自治会長の誕生によって、スムーズに話し合いが行われ、手続きが順調に進められ、たいへん民主的な形(全戸アンケート実施→意見交換会実施→総会)で解散が決議された。

我が『参画ネットなら』の前代表は、現在大きな市の自治会連合会の長を務めているが、その存在意味の大きさを実感した。婦人部解散は、我が自治会の素晴らしい改革であった。

自治会組織の中の婦人部という自治会役員の補助的役割を担う部を解散し、女性も自治会の中心組織で活躍することが当然の事となった。

総会で、女性達の地域社会への貢献する意志を確認できて、全員心から拍手して議決が行われた瞬間が忘れられない。

わたしも自治会長になる日が来るかもしれない。楽しみにしていよう。
(ヌクヌク)
自治会活動で女性は補助的な仕事を担当するという状態から見事に一歩踏み出されたのですね!!
素敵です☆そのうちヌクヌク会長も実現してくださいね♪(dragon) 2009年7月6日14:24

 2009年7月5日

最近よく耳にする草食系男子と言う言葉。

初めて聞いたときは「なるほど 。」と思いましたが
草食系女子とはいいませんよね?

ということは根本には、男子はこういうものだ!という考えがあるから生まれた言葉かなぁ。と。

何事も思い込みや先入観を持たずに生きていきたいと雑食系女子?の私は思いました。
(ポトスン)
本当ですね。今気づきました。となると弁当男子もそうですね。私の職場にも弁当男子存在です。弁当女子も一杯いるけど。 (とびえつ) 2009年7月7日2:39

 2009年7月4日
Black Or White

認知症で行方不明になったり、保護されたりするお年寄りが増えている。

訳が分からない行動のように見えていても、本人にはちゃんとした理由があるのだそうだ。過去のある時点の自分に戻っていて、「会社に行かなければ」とか「実家に帰ろう」とか思って家を出たら、目の前の景色は自分の記憶の中の景色と全く違っている。

目的地に行かなければとか帰らなければとあせって、山を越えたり、とんでもない長距離を歩いてしまうこともあるとか。

自分の見ているものは他の人が見ているものと同じなんだろうか?

と、ふと考えてしまう。

↓とびえつさんの日記にもあるマイケル・ジャクソンの見ていた風景はどんなだったんだろう?小さい頃からショービジネスの厳しい世界で生きてきた過程で、子どもとして守られるべき人権はどうだったのだろう?
マスコミでは父親に虐待されていたのではないかなど様々な憶測が飛び交っている。

天才として舞台に立ち、スポットライトを浴びながら、人種の問題も含めて彼が抱えていた問題は深かったのだろう。

彼を本当に理解してくれる人はいたのだろうか?

1991年のアルバムDangerousの中の曲、Black Or Whiteをもう一度聴いてみたくなった。
(dragon)
      
  2009年7月2日
1Q87

 ブログの栄えあるはじめの一歩は私“とびえつ”からです。

よろしくお願いします。


やはり最近の気になることは・・・マイケル・ジャクソンです。

彼の50年の人生を振り返って最もピークであったろう頃の1987年に横浜スタジアムでのライブに行きました。今残っている印象のひとつは「思っていたより小柄な人だった」です。というのも、マイケルがライブの途中で、今の小田(和正)さんのように、アリーナに飛び降り、少し遠いけど目の前を走りぬけるというハプニングがあったからです。彼と同じ高さになったということです。もちろんステージでは生ムーンウォークも観ました。帽子もかっこよく投げてました。

あまりにレコードなどが売れすぎ、彼の人生がまっすぐにならなかったのが残念です。

 でどうして、この貴重なライブに行けたのかというと、友人の父親が倒れ、実家に帰省しなくてはいけなくなり、急遽お誘いがあったからです。

「夫が、とびえつちゃんとなら一緒に行ってもいいと言ってる」ってことだったような。ふたつ返事でOKしましたが。今から考えると不思議です。私の彼も「うわーラッキーだな。行って楽しんで来い」と言ってたような。誰からも何も言われなかった。

 私は、私が実際に見た印象を一番大切にしたいといつも思っています。

私が見たマイケル・ジャクソンはやはり人間味あふれる世界一のアーティストでした。

安らかに・・・。
(とびえつ)

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